みんなが右サイド、となっている感じがある(天皇杯3回戦・松本戦)
浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。
RP:7月11日(水)にアウェイの松本平広域公園総合球技場で行われた天皇杯3回戦・松本山雅FC戦は2−1で勝利。先制されるも逆転して勝ち上がりを決めました。
都築:最終的には崩し切ることはできなかったが、サイドからの攻撃ではいい形が出ていたかと思う。特に、橋岡大樹選手からのクロスの精度は高いと思う。一つ、マルティノスがすごいチャンスを外してくれたが。あのチャンスの場面は、中の入り方も悪くなかった。そこは形としてできていると感じる部分。何より、中断前からどこまで変わっていたのか…。いまの状況だと、3バックであろうが、4バックであろうが、やろうとしている中身はあまり変わっていない。相手がビルドアップしてくるときはブロックを作っていて、そこで相手の攻撃者人数に対しての守備者の人数さえ足りていれば、相手にはチャンスも作らせなかった。
RP:守備面、そして攻撃面のそれぞれについて、もう少し詳しくお話いただけますか。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。