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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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ラッキーなゴール。そのラッキーを引き出すために、地道なことを繰り返さないと(天皇杯2回戦・YS横浜戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:6月6日(水)に行われた天皇杯2回戦・YS横浜戦は3−0で勝利。オウンゴール、PK、そして最後に山田直輝。雨の中で勝ち上がりを決めました。ひさびさの複数得点です。
都築:何より勝ててよかった、という試合。相手のYS横浜は組織だったいいチームだった。先制点が決まるまではレッズもバタバタした。それに、前半のあの2点はラッキーな形だった。サイドからの攻撃が起点となり、3点すべてが決まったと言い換えていいと思う。
ラッキーを引き出すためには、地道なことを繰り返さないといけない。流れの中で言えば、興梠選手が迎えたチャンスで決まっていればよかったが…。あの場面は、入り方もよく、いいボールも入っていた。完全に崩したシーンだ。あのような場面で、中で興梠選手以外に1人、2人と絡んでいければ相手の脅威になる。1点目につなっがったヘディングをしたマルティノスの周りには人がいなかった。すらしたところには人がいなかったでしょう。正直、あれが決まってしまうのは、J3だなとおいう感じはした。

RP:
内容的に互角の時間帯もありました。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS