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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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準備不足があったのは事実だが、単純に、甲府が強かった(ルヴァンカップPO第1戦・甲府戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:6月2日(土)に開催されたJ リーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ第1戦・甲府戦は0-2。アウェイの地で敗れました。
都築:完敗だった。何をやっても甲府のほうがうまくいっていた。それに、勢いもあった。戦い方はシンプルだったけれど、かなり速いカウンターがあって、それに対応できる戦術にもなっている。無駄なく縦に速い攻撃に加えて、サイドも使い、動きを止めずにシンプルに攻めてきた。浦和は、それにやられたって感じ。
レッズは、かなり遅攻になっていた。ビルドアップをしていても、ボールを出すところを探しながらで、ダイレクトプレーが少ない。守備に目を向けても、もうちょっと点をとられてもおかしきなかった。シュートの本数だけでなく、決定機の数は相手のほうが多かった。

RP:
甲府はリーグ戦で好調で、その勢いもあったと思います。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS