五分五分の試合を競り負けた。攻撃のときの形はできてきている(J1第13節・鹿島戦)
浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。
RP:5月5日(土)の明治安田J1第13節・鹿島アントラーズ戦は0-1で勝利。オリヴェイラ監督や興梠選手の古巣戦となりましたが、アウェイで勝点を奪えませんでした。
都築:いい試合だったけれど、結果がついてこなかった。チャンスは多かった。決めるべきところで決めないといけない。チャンスが多く作れたように、攻撃のときの形はできてきている。攻撃での動き出しはある。例えばサイドで高い位置にボールが入った際の裏に抜ける動きや、ポストプレーヤーにボールが入った際に周りで何人かが動き出す連動、そして高い位置で奪ったときの動きは見えてきている感じがする。一番は、高い位置で奪ったところでのチャンスシーンだ。橋岡選手が昌子選手から奪ったシーンなど、選手たちの意識も高いと感じた。そういった場面を得点に結びつけられればいいと思う。
RP:それ以外で、特に目立った攻撃場面はありましたか?
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。