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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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相手のいいところを消す。その結果、見えてきたのはカウンターの形(J1第12節・川崎F戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:5月2日(水)の明治安田J1第12節・川崎フロンターレ戦は2-0で勝利。オリヴェイラ体制初勝利です。
都築:完勝だった。試合内容も良かったと思う。最後、相手のGKが退場してからはやりにくそうだった。ただそれまでは、お互いがいいところを出そうとして、そこを互いにつぶし合っていた。フロンターレは中村憲剛選手と大島選手、そしてエドゥアルド・ネット選手のところが攻撃の起点になっている。レッズはそこをしっかりつぶしにいって、仕事をさせないための守備をしていた。相手のいいところを消す。その結果、形として見えてきたのはカウンターだ。今やれることは何かいえば、相手のいいところを消して、奪ってカウンターをしかけること。それがハマったか感じがする。

RP:得点場面についてはいかがでしょうか。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS