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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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気持ちが見えたし、今後チームがノッていけると感じられた試合(J1第7節・神戸戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:4月11日(水)に行われた明治安田生命J1第7節・ヴィッセル神戸戦は3−2で逆転勝利。アウェイの地で、今季初めての連勝を遂げました。
都築:気持ちが見えたし、今後チームがノッていけると感じられた試合だった。前半は、互いにかなり高い位置でのプレスの掛け合いになった。それぞれ、そこをかわして攻撃をしようとしていたが、レッズとしてはロングボールも使って良かったと思う。しっかりかいくぐれれて、相手の守備を崩せるのならばいいが…。それでも、前半の得点シーンは良かった。ああいうシーンが、これまでなかなかできなかった。プレスを掛けて中盤でボールを取るシーンがなかなかなかったのでね。
縦に速いサッカーもできれば、もっと攻撃のバリエーションが増えたと思うが、前からプレッシャーを掛けること、つないで崩そうとすることをやり続けていたからこそ、あの得点シーンがあったとも言える。

RP:
その得点場面、遠藤航選手がボールを奪ってから、長澤和輝選手、柏木陽介選手とつながり、武藤選手がクロスをプッシュ、GKがはじいたところを再度武藤選手が押し込みました。
都築:一番いい形。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS