back

ツヅキック(都築龍太の試合分析)

top
荻原拓也くんはレッズにいなかったタイプ。ゴールに向かっていける(ルヴァンカップGS第1節・名古屋戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:3月7日(水)に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第1節・名古屋グランパス戦は4-1での快勝でした。今季公式戦初勝利です。
都築:結果は最高だった。内容も良かったが、考えなければいけないのは、相手がリーグ戦のメンバーからかなり代えていたこと。名古屋は、すべてにおいて何もできていなかった。組織としても、個人としても。まあ、メンバーがあれだけ代わればそうなると思う。そして、レッズのサッカーもよかった。相手の出端をくじいた。中盤でボールの取りどころをしっかり決めて、それが得点につながった。特に、2点目の場面がそうだった。前からボールを取りに行ったけれど、毎回そうやっていたわけではなくて、自陣でブロックを作って引くところは引いていた。高高い位置で取れないなら、一回、相手の攻撃を遅らせる。その守備が前半の大量得点につながっている。正直、前半の名古屋のチャンスは1回くらい。

RP:
それぞれのゴールシーンも、その良さが十二分に出ていましたね。

・・・・・・
会員登録はこちら

都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS