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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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いい試合だった。ただ失点は、出し手と受け手のマークがはっきりしなかった(J1第1節・FC東京戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:2月24日(土)に味の素スタジアムで行われた明治安田生命J1第1節・FC東京戦は1-1の引き分けに終わりました。
都築:トータルで見て、浦和レッズにとっていい試合だったと思う。特に後半の内容は。開幕戦ということもあってか、前半はお互いに守備的だった。それでもFC東京は、特に前半、アグレッシブに前に出てきた。その中でも、レッズはボールを回せていたし、そのポゼッションというところは良かった。ただ、フィニッシュまで持っていくビルドアップの形ではなかった。

RP:チャンスはいくつかありました。
都築:前半はおそらく2回、崩した形で柏木(陽介)がシュートを打った場面、そして柏木から興梠(慎三)につながった場面という、2つの決定機があった。前者の、柏木がシュートを打ったシーンはその前の攻撃の作りのところが良かった。3、4人が絡んだ形で、あれが出てくれば、浦和としてはいい。裏に抜け出た興梠に柏木が合わせたのは、昨季も見られた形。ああいったところで決められるかどうかが、ポイントだったと思う。

RP:前半の守備に関してはいかがでしょうか。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS