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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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今のレッズのフォーメーションは、疲れている中では合っている(J1第28節・仙台戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:10月1日(日)にユアテックスタジアム仙台で行われた明治安田生命J1第28節、ベガルタ仙台戦は3−2で浦和レッズが勝利しました。公式戦5試合ぶり、リーグ戦4試合ぶりの勝利でした。
都築:疲れている中で一番良い結果を出した。全体としては仙台がこれまでとやり方が違って、ボールをある程度つないでサイドを使う攻撃が多かった。レッズは特に1点目と2点目を取ったあとは攻撃的に入ったけど、お互いにボールを奪われたら一旦引いて陣形を作って守って中盤から前ではそこまでプレスに行かないというはっきりとした戦いだった。レッズとしては仙台がそれをやってくれたから、体力をそれほど使わなくても良かったのかなという展開が続いた。それも含めてメリハリのある良い試合だったと思う。仙台のやり方も良かったし、レッズとしてはしっかりブロックを作って守るところは守れた。

RP:
今季の前半戦は7−0で浦和が圧倒しましたが、かつての仙台の、守備を固めてボールを奪ってから前に勢いを持って出ていくスタイルに浦和は苦労していました。そのスタイルを変えたことが浦和にとってはむしろプラスだったということでしょうか?

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS