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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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これを続けていけば、全然違うレッズが見られると思う(J1第24節・清水戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:8月27日(日)にIAIスタジアム日本平で行われた明治安田J1第24節・清水エスパルス戦は2−1で浦和レッズが勝利しました。
都築:試合をとおして全体的なバランスが良かった。攻撃はペトロヴィッチ監督の良かったころの崩し方ができていたと思う。そこで一番のポイントになったのは興梠(慎三)選手。彼があそこまで体を張ってキープできる、さばける、ということが機能すると周りも連動できる。興梠選手に当てればタメてくれるから動き出そうとか、それが縦に入る時もあるし、サイドから入るボールもあったけど、彼はほぼ勝っていたと思う。あそこはかなり起点になっていた。そこだけじゃなくてラファエルシルバ選手が長いドリブルで崩していった局面もチャンスになっていた。起点ができたことで動き出しの人数が増えて、清水としてはマークを捕まえにくかったと思う。そういうところを含めて攻撃の連動はかなりできていたと思う。

RP:守備も清水が勢いを持って攻めてくる時間帯はありましたが、それほど危ないシーンもありませんでしたね。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS