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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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前節とはまったく違う形。堀さんのサッカーが少し見えた(J1第21節・甲府戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:8月9日(水)に山梨中銀スタジアムで行われた明治安田生命J1第21節、ヴァンフォーレ甲府戦は1−0で浦和レッズが勝利しました。堀孝史監督が就任しての初勝利となりました。
都築:堀さんのサッカーが少し見えた試合だったかな。前節とはまったく違う形だったと思う。守備でしっかりブロックを作ってチャレンジ&カバーのところ、守備のオーガナイズを崩さないようにしっかり連係を取って守るというところはかなり見えたと思う。みんながバラバラで取りどころを決めないままの守備じゃなくて、チーム全体としてしっかり守れていたという印象がかなりある。全体で守ることは大事だし、守備はその意識がすごく強かった。特に前半は相手が人数を掛けて攻めてこなかったこともあるけど、何事もなく良い連係で一人行けば一人カバーに入っていた。後ろも数的不利になる状況ではなかったと思うけど、連係としては試合を通して良かったと思う。

RP:一方で攻撃面はいかがでしたか?

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS