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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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止まっている人にパスを出しても前に進まない。9人になって改善した(J1第19節・札幌戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:7月29日(土)に札幌ドームで行われた明治安田生命J1第19節、コンサドーレ札幌戦は0-2で浦和レッズが敗れてしまいました。
都築:残念ですね。それしかないかなって。内容は札幌が勢いよく来て受けてしまった。槙野(智章)選手が退場するまでは。退場してからはかなりイレギュラーな展開になったけど、失点も含めて流れがレッズに来たのは残念ながら9人になってからだった。まず失点のところは間違いなく1対1。前に入られたわけではなくて、槙野選手のほうが前にいたのに触れなかった。おそらく体の入れ合いのところで負けたんだと思うけど、人と人の戦いという基本的なところで負けてしまった。雰囲気は札幌にとってかなり良くて、絶対にあげてはいけない失点だった。普通の展開でいくと札幌の得点パターンで失点することはないと思っていたけど、やられちゃいけない時間帯にやられちゃいけない失点の仕方でやられてしまった。それも含めて札幌のアドバンテージになった。

RP:前半から失点を喫して苦しい展開になりましたね。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS