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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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自分たちの良さを消してまで勝ちにいくのか(J1第16節・鳥栖戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:6月25日(日)にベストアメニティスタジアムで行われた明治安田J1第16節・サガン鳥栖戦は1−2で浦和レッズが敗れてしまいました。
都築:まあ…難しいですね。かなり展開の速いサッカー、鳥栖はガンガン前から来るという中で、ビルドアップに関してはそこまでできていなかったのかなと思う。ポゼッションはできていたと思うけど、支配しているという感じではなかった。鳥栖のプレッシャーが速いのもあって、カウンターの応酬のような感じになってしまいレッズの良さが消えてしまった。いつもは、大事にボールを回しつつリスクのあるパスを入れながらも、相手をかわして数的優位を作るレッズの形が出てこなかった。ゴール前の崩しのところはポストに入る選手がしっかり入って回すことはできていたけど、最終的なところで体を張って止められた。鳥栖の頑張りも大きかったと思う。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS