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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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選手それぞれ、アピールするということがメインになっていた(天皇杯2回戦・盛岡戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:6月21日(水)に浦和駒場スタジアムで行われた天皇杯2回戦・グルージャ盛岡戦は3-2で浦和レッズが勝利しました。
都築:勝ちはしたけど、盛岡が想像以上に良かった。やりたいサッカーをやったのは盛岡だったと思う。かなり丁寧にボールをつないで、サイドを有効に使っていた。フィニッシュの崩しの質は落ちるけど、ポゼッションはそんなに変わらなかったと思うし、逆に盛岡の方が良かったかもしれない。


RP:格下の相手ではありましたが、なかなか難しい展開が続きました。
都築:レッズはあれだけメンバーを代えたというのがあるので、個人のプレーに走ってしまったのが多かった。選手の質で勝ちはしたけど、ボールを支配していたのは盛岡だった。そんな中でも勝ったのは良いことだったと思うし、失点の仕方も良くなかった。なかなかうまくいかなかったところが多かった。
 
RP:圧倒的な力の差を見せられれば良かったですが、2失点してしまいました。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS