サイドが起点となり、やりやすい展開に(ACL・WSW戦)
浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。
RP:2月21日(火)にオーストラリアのキャンベルタウン スポーツスタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージMD1、ウェスタン シドニー ワンダラーズ戦は浦和レッズが4-0で勝利を収めました。快勝でしたね。
都築:内容も結果も非常に良かったと思う。WSWはレッズがやりやすいサッカーをしてくれたかなと思う。まずはレッズが後ろからビルドアップして中盤に当てて、鹿島(アントラーズ)戦の時はその時点でかなりプレッシャーを掛けられてボールを失っていた。そこがレッズの一番の強みだけど、鹿島はレオシルバを中心にそこを潰し(つぶ)にきていて、中盤でほとんど前を向けなかった。それでもう1回やり直して長いボール、というのが多かったけど、今回は8割ぐらい、中盤に当てた時点でほとんど前を向けた。そこでレッズの攻撃の形ができる体制が整う。それが鹿島戦との大きな違い。そこからの展開になるとレッズがやりやすい。中盤であれだけ前を向かせてもらえたのはレッズとしては楽だった。
RP:前半の流れはいかがでしたか?
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。