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ヤスに聞け!

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この試合に限っては運も左右した(Jリーグチャンピオンシップ準決勝・G大阪戦)

「ヤスに聞け!」は、浦和レッズの“背番号10”として活躍した福永泰氏が、プロの目で浦和レッズの今を徹底分析するコーナーです。OBならではの視点で、レッズ躍進のポイントや問題点を分かりやすく解説します。


RP:11月28日(土)、埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝・ガンバ大阪戦は、90分間を終えて1−1。延長戦の末に浦和レッズが1−3で敗れました。残念と言うほかにありません……。

ヤス:その一言に尽きるけど、試合自体は本当に白熱した、見ている人に訴えかけるような、気持ちのぶつかり合いの中で、相手をどう上回ろうかという両チームのスタイルと思惑といろんなものが交じり合った非常に熱い試合だった。

前回はロースコア、どっちかが1−0という予想をしていたけど、浦和はあそこでよく返したなと思ったし、延長はどっちに転んでもおかしくない状態だった。丹羽大輝のバックパスのあのボールがポストの内側なのか外側なのかポストなのか。大げさに言えばあんなことで未来が変わって行くという非常にサッカーの難しさというか、ある種、楽しさでもあるし、「これがサッカーだよね」っていうのを、あらためて思った。

RP:試合全体の内容はいかがでしたか?
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福永泰 -profile-
1973年3月6日生まれ
1995年から2001年まで浦和レッズに在籍。固定背番号制になってから日本人では初めての10番を背負い、フォワード・ミッドフィルダーとして活躍した。

(c)REDS PRESS