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ヤスに聞け!

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質の高い駆け引きが見られた面白い試合(J1セカンドステージ第16節・川崎F戦)

「ヤスに聞け!」は、浦和レッズの“背番号10”として活躍した福永泰氏が、プロの目で浦和レッズの今を徹底分析するコーナーです。OBならではの視点で、レッズ躍進のポイントや問題点を分かりやすく解説します。


RP:11月7日(土)に行われた明治安田生命J1セカンドステージ第16節・川崎フロンターレ戦は、1−1の引き分けに終わりました。素晴らしいゲームでしたが、浦和レッズにとっては勝つチャンスもあった試合だったと思います。

ヤス:もう1点、2点目が取れれば、というゲームだったことは間違いない。でもまあ、そういうものかなって思う。単純に、この2チームの対戦はすごく見応えがあるし、相手の良さを消そうとするのではなく、お互いが持ち味を出そうというような意識が強いので、お互いが攻め合ってドキドキするシーンが多かった。お互いが持ち味を出そうとした中で1−1という結果は、妥当といえば妥当。前半は確かに浦和の時間が長かったと思うけど、後半は川崎Fも良かったし、決定打がお互いに出ず、というところで痛み分けかな。

RP:良い試合をしたからこその1−1ということでしょうか。
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福永泰 -profile-
1973年3月6日生まれ
1995年から2001年まで浦和レッズに在籍。固定背番号制になってから日本人では初めての10番を背負い、フォワード・ミッドフィルダーとして活躍した。

(c)REDS PRESS