1月5日(日)、朝霞市中央公園陸上競技場で、小学生年代の『第19回埼玉県第4種新人戦・南部地区大会』1、2回戦が開催され、浦和レッズジュニアは、13日(祝・月)に、同会場で行われる代表決定戦に進出した。

試合は8人制［自由交代］で、20分ハーフで実施されている。

Cブロックの浦和レッズジュニアは、11時30分キックオフの1回戦で、大宮大和田と対戦した。
開始1分で先制すると、前半だけで8得点を奪い、大きくリードして後半を迎えた。後半早々の23分に9点目となる追加点が決まり、以降もオウンゴールを含めて、着実に得点を重ね、13対0で大勝した。

左CKから遠いサイドにいた選手の頭に合わせたり、相手をかわして、もう1人かわして、と個人技で得点に繋げたり、角度のないところからシュートを決めたり、得点パターンもさまざまで頼もしいチームであった。

14時30分キックオフの2回戦では、一昨年、昨年の『JFA全日本U-12サッカー選手権大会・埼玉県大会』の決勝で、2年連続で浦和レッズジュニアに勝利したエクセレントフィートFCとの対戦となった。

開始4分、失点。相手ゴール前に迫ることができず、少し重い空気がただよっていた中で、我慢して、我慢して、良い守備が見え始めたと感じた17分、背番号2・豊田昊がゴールを決め、追いついた。すると、前半終了間際には黒木唯斗のミドルシュートが決まり、逆転に成功し、ハーフタイムを迎えた。

後半は、キックオフ早々に荒井瑛太が決め、3対1。エクセレントフィートの出足を封じると、24分に豊田が追加点、28分には井上奏雅がダメ押し弾を奪い、終わってみれば、5対1で快勝した。ベンチメンバーも飛び上がって喜ぶ、新春の連勝だった。

この結果を受けて、浦和レッズジュニアは、13日(祝・月)に朝霞市中央公園陸上競技場で行われる南部地区Cブロック代表決定戦に進む。この日の試合には、昨シーズン限りで選手生活から退いた興梠慎三さんがアカデミーの視察に訪れ、スタンドから応援する子供たちやクラブ関係者と共に、ジュニアのプレーに真剣な眼差しを送っていた。