ペア・マティアス・ヘグモ監督「重要な裏抜けが少し欠けていた」


《ペア マティアス ヘグモ監督》

私は、この埼玉スタジアムでプレーすることを楽しみにしていた。このファン・サポーターの前でプレーできたことは、素晴らしかった。広島戦の後の、選手たちの姿は非常に良かった。なので、本日は良い試合を期待していた。
前半は、かなり良い形でゲームをコントロールできていたと思う。だけど、インサイドハーフの裏抜けという重要なプレーが少し欠けていた。また、ウイングも、背後に抜けて相手の脅威になるという場面が少なかったと思う。ですので、相手にとって、少し守りやすいプレーになってしまったのかな、と思う。
後半は、その裏抜けのプレーも増やしたし、守備のところは、4ー4ー2で追いこむ形を取った。そして、ボールを握るというところはできたと思うが、もっと決定機を作らないといけない。前節と同じように、最後まで闘う姿はお見せできたと思う。本日は、勝ち点1を取ることができたのが大事だった。
(大畑)歩夢がピッチに立って、非常に好調で、PKを誘発するプレーになったけれど、彼が決めていてもおかしくなかった場面だった。最後は(?橋)利樹を投入して、2トップにして、ペナルティーエリアに入る枚数を増やした。そこに侵入する場面はあったと思うけれど、十分な数のチャンスを作ることはできなかった。自分たちの強みを伸ばしながら、サッカーを発展させているというところは良かったと思うが、ラストサードに入ってからのプレーを向上させなければいけない。

Q:インサイドハーフとウイングの裏抜けのところを聞かせて下さい。なぜ、それがおこせなかったのか。なぜ、前半45分間で解決できなかったのか。
A:伊藤敦樹は、そもそも、そういうクオリティーを持っている選手だ。前半で2、3回抜ける場面もあったが、その時は、しっかりとチャンスになっていた。そして(小泉)佳穂が抜けた場面も1回あったが、その時もチャンスになっていた。我々がやろうとしていることに、選手たちがより順応し、さらにインサイドハーフとウイングの関係性を深めていけば、良くなっていくと思う。昨シーズンまで、足もとへのボールでプレーすることに慣れていた選手たちだが、相手の裏のスペースを使うことによって間延びさせることを、今は求めていて、そこを伸ばしたいと思っている。もちろん、選手のタイプにもよるところはあると思う。

Q:前田直輝選手がメンバーから外れたのは、何かトラブルがあったのか?
A:金曜日に発熱があり、体調不良になった。翌日も回復を待っていたけれど、完全に回復しないということで、今日は試合に出られなかった。彼も、オラ ソルバッケンも、トモ(大久保智明)も、来週はしっかりと練習できればと思っている。

Q:中島翔哉選手や渡邊凌磨選手は、練習で見ている時とは、かなり違うポジションで起用されていました。非公開の日もありますが、どのぐらい練習でやったことをピッチで出しているのか。それとも、かなりスクランブルなところがあったのか?
A:ウイングのポジションの選手が3人、体調不良や怪我をしていたりすると、こういったことも必要になってくる。(渡邊)凌磨は、もともと、そこのポジションができるということで、ウイングのポジションに上げることにした。ベンチにいる選手たちのことも考えながら、どの形が一番良いのかというのを考え、このようにした。

Q:城福監督が「グスタフソン選手の動きが広島戦よりも動きが大きくてつかむのが難しかった」と言っていた。彼の動き、前の試合から改善したのか。彼の動きについて、全般的にどのように見ているのか。
A:スウェーデンで、奥さんの出産を待ってから合流したので、少し合流が遅れたところから、今はフィジカル的にもコンディションが上がっていっているのは良かったと思う。良い方向に向かっていると思う。また、チーム、そしてチームメートに慣れてくれば、戦術的なスキルも、さらに発揮できるようになると思う。プレーの、自分たちの強みのところは伸ばすことができていると思うが、これから力を入れないといけないのは、ラストサードに入ってからのところだ。

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J1第2節・東京V戦=監督コメント

ペア・マティアス・ヘグモ監督「重要な裏抜けが少し欠けていた」


《ペア マティアス ヘグモ監督》

私は、この埼玉スタジアムでプレーすることを楽しみにしていた。このファン・サポーターの前でプレーできたことは、素晴らしかった。広島戦の後の、選手たちの姿は非常に良かった。なので、本日は良い試合を期待していた。
前半は、かなり良い形でゲームをコントロールできていたと思う。だけど、インサイドハーフの裏抜けという重要なプレーが少し欠けていた。また、ウイングも、背後に抜けて相手の脅威になるという場面が少なかったと思う。ですので、相手にとって、少し守りやすいプレーになってしまったのかな、と思う。
後半は、その裏抜けのプレーも増やしたし、守備のところは、4ー4ー2で追いこむ形を取った。そして、ボールを握るというところはできたと思うが、もっと決定機を作らないといけない。前節と同じように、最後まで闘う姿はお見せできたと思う。本日は、勝ち点1を取ることができたのが大事だった。
(大畑)歩夢がピッチに立って、非常に好調で、PKを誘発するプレーになったけれど、彼が決めていてもおかしくなかった場面だった。最後は(?橋)利樹を投入して、2トップにして、ペナルティーエリアに入る枚数を増やした。そこに侵入する場面はあったと思うけれど、十分な数のチャンスを作ることはできなかった。自分たちの強みを伸ばしながら、サッカーを発展させているというところは良かったと思うが、ラストサードに入ってからのプレーを向上させなければいけない。

Q:インサイドハーフとウイングの裏抜けのところを聞かせて下さい。なぜ、それがおこせなかったのか。なぜ、前半45分間で解決できなかったのか。
A:伊藤敦樹は、そもそも、そういうクオリティーを持っている選手だ。前半で2、3回抜ける場面もあったが、その時は、しっかりとチャンスになっていた。そして(小泉)佳穂が抜けた場面も1回あったが、その時もチャンスになっていた。我々がやろうとしていることに、選手たちがより順応し、さらにインサイドハーフとウイングの関係性を深めていけば、良くなっていくと思う。昨シーズンまで、足もとへのボールでプレーすることに慣れていた選手たちだが、相手の裏のスペースを使うことによって間延びさせることを、今は求めていて、そこを伸ばしたいと思っている。もちろん、選手のタイプにもよるところはあると思う。

Q:前田直輝選手がメンバーから外れたのは、何かトラブルがあったのか?
A:金曜日に発熱があり、体調不良になった。翌日も回復を待っていたけれど、完全に回復しないということで、今日は試合に出られなかった。彼も、オラ ソルバッケンも、トモ(大久保智明)も、来週はしっかりと練習できればと思っている。

Q:中島翔哉選手や渡邊凌磨選手は、練習で見ている時とは、かなり違うポジションで起用されていました。非公開の日もありますが、どのぐらい練習でやったことをピッチで出しているのか。それとも、かなりスクランブルなところがあったのか?
A:ウイングのポジションの選手が3人、体調不良や怪我をしていたりすると、こういったことも必要になってくる。(渡邊)凌磨は、もともと、そこのポジションができるということで、ウイングのポジションに上げることにした。ベンチにいる選手たちのことも考えながら、どの形が一番良いのかというのを考え、このようにした。

Q:城福監督が「グスタフソン選手の動きが広島戦よりも動きが大きくてつかむのが難しかった」と言っていた。彼の動き、前の試合から改善したのか。彼の動きについて、全般的にどのように見ているのか。
A:スウェーデンで、奥さんの出産を待ってから合流したので、少し合流が遅れたところから、今はフィジカル的にもコンディションが上がっていっているのは良かったと思う。良い方向に向かっていると思う。また、チーム、そしてチームメートに慣れてくれば、戦術的なスキルも、さらに発揮できるようになると思う。プレーの、自分たちの強みのところは伸ばすことができていると思うが、これから力を入れないといけないのは、ラストサードに入ってからのところだ。

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