ペア・マティアス・ヘグモ監督「可能性を感じられる時間帯があった」

《ペア マティアス ヘグモ監督》

5週間半、準備をしてきて、きょうの試合を非常に楽しみにしていた。試合の立ち上がりから、浦和の素晴らしいファンの姿を観ることが出来て、私にとって、非常に良かった。

前半は、良いものがいくつか見られた。3つのチャンスを作ることが出来たし、前半終了間際の失点のところまでは、ほぼチャンスを与えなかった。

後半に入ってからは、もっと後ろから繋ごうとしたが、それがうまくいかなかった。その時間帯に2対0にされてしまった。最後の15分、20分は、もう1度、我々の姿を取り戻し、試合を支配しながら、チャンスを作っていたと思う。

長年一緒にプレーしている、非常にまとまった良いチームとの対戦だった。90分を通じてみると、相手の方が安定していたと思う。しかし、その試合の中でも可能性を感じられる時間帯があったので、時間と共に、選手たちの関係性が深まれば、良くなっていくという風に感じた。

Q:監督にとって、期待通りだった部分と期待を下回った部分は?
A:我々も、どのようなゲームになるかというのを楽しみに待っていた。難しい試合だということは、始まる前から分かっていたが、それを念頭に置くと、期待より良かった時間帯もあったと思う。そして、我々がやろうとしている形から、7つ、8つのチャンスを作ることができたので、そういった意味では、非常にポジティブに受けとめることができる試合だった。ただ、苦しい時間帯の中で、セカンドボールをひろわれてしまっていた時間帯があったので教訓にしないといけない。

Q:交代枠5を使い、興味深かったのは岩尾選手のインサイドハーフと左サイドバックの交代。意図は。
A:いくつかの側面がある。まず、1つは(伊藤)敦樹が練習に参加できていなかった時期があったというのが1つの理由。チアゴも同じように離れていた期間があり、その2人は、あまり無理をさせたくなかった。また(大畑)歩夢が練習で、非常に好調だった。左サイドバックのところをよりフレッシュな選手にしようと思ったのと、歩夢の攻撃的なクオリティーのところを考えての交代だった。また、(前田)直輝が右ウイングに入り、パワーとアシストの可能性を感じさせたし、(興梠)慎三も非常に好調で、もう少しで得点というところだった。そして(岩尾)憲に関しては、非常にクオリティーの高い選手だと思っているので、アンカーだけではなく、インサイドハーフも出来ると思い、そこで起用した。

Q:ク?スタフソン選手も、監督と同じようにJリーグを初めて経験したが、ベンチから見て、彼のプレーはどのように映ったか
A:一緒にプレーする時間が増えれば、さらに良くなると思うが、時間帯によっては、彼がタクトを振っているような場面があった。中盤の3人の選手は、連係を必要としている選手たちなので、お互いにより良くしていけば、たとえば、相手のプレスがかかっても、スペースを見つけてプレーするということが出来るようになっていくと思う。

【最後に】
サンフレッチェ広島に「勝利をおめでとうございます」と言いたい。また、広島市、そしてサンフレッチェ広島には、この素晴らしいスタジアムを称えたいと思っている。


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J1第1節・広島戦=監督コメント

ペア・マティアス・ヘグモ監督「可能性を感じられる時間帯があった」

《ペア マティアス ヘグモ監督》

5週間半、準備をしてきて、きょうの試合を非常に楽しみにしていた。試合の立ち上がりから、浦和の素晴らしいファンの姿を観ることが出来て、私にとって、非常に良かった。

前半は、良いものがいくつか見られた。3つのチャンスを作ることが出来たし、前半終了間際の失点のところまでは、ほぼチャンスを与えなかった。

後半に入ってからは、もっと後ろから繋ごうとしたが、それがうまくいかなかった。その時間帯に2対0にされてしまった。最後の15分、20分は、もう1度、我々の姿を取り戻し、試合を支配しながら、チャンスを作っていたと思う。

長年一緒にプレーしている、非常にまとまった良いチームとの対戦だった。90分を通じてみると、相手の方が安定していたと思う。しかし、その試合の中でも可能性を感じられる時間帯があったので、時間と共に、選手たちの関係性が深まれば、良くなっていくという風に感じた。

Q:監督にとって、期待通りだった部分と期待を下回った部分は?
A:我々も、どのようなゲームになるかというのを楽しみに待っていた。難しい試合だということは、始まる前から分かっていたが、それを念頭に置くと、期待より良かった時間帯もあったと思う。そして、我々がやろうとしている形から、7つ、8つのチャンスを作ることができたので、そういった意味では、非常にポジティブに受けとめることができる試合だった。ただ、苦しい時間帯の中で、セカンドボールをひろわれてしまっていた時間帯があったので教訓にしないといけない。

Q:交代枠5を使い、興味深かったのは岩尾選手のインサイドハーフと左サイドバックの交代。意図は。
A:いくつかの側面がある。まず、1つは(伊藤)敦樹が練習に参加できていなかった時期があったというのが1つの理由。チアゴも同じように離れていた期間があり、その2人は、あまり無理をさせたくなかった。また(大畑)歩夢が練習で、非常に好調だった。左サイドバックのところをよりフレッシュな選手にしようと思ったのと、歩夢の攻撃的なクオリティーのところを考えての交代だった。また、(前田)直輝が右ウイングに入り、パワーとアシストの可能性を感じさせたし、(興梠)慎三も非常に好調で、もう少しで得点というところだった。そして(岩尾)憲に関しては、非常にクオリティーの高い選手だと思っているので、アンカーだけではなく、インサイドハーフも出来ると思い、そこで起用した。

Q:ク?スタフソン選手も、監督と同じようにJリーグを初めて経験したが、ベンチから見て、彼のプレーはどのように映ったか
A:一緒にプレーする時間が増えれば、さらに良くなると思うが、時間帯によっては、彼がタクトを振っているような場面があった。中盤の3人の選手は、連係を必要としている選手たちなので、お互いにより良くしていけば、たとえば、相手のプレスがかかっても、スペースを見つけてプレーするということが出来るようになっていくと思う。

【最後に】
サンフレッチェ広島に「勝利をおめでとうございます」と言いたい。また、広島市、そしてサンフレッチェ広島には、この素晴らしいスタジアムを称えたいと思っている。


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