（ホーム最終戦となるが意気込みは？）絶対に勝ちたい。ACLが終わり2試合しか残っていないところで、アウェイで1つ終わって、なんとか最後にというところは強く思っている。

（G大阪の印象について）システムを変えて、夏に選手を補強していまの形に落ち着き、前のタレントと合っている。遠藤選手もそうだし、特にここ何試合かは攻撃的な良い面が出ている。

（最終戦として見せたい部分は？）明日は天候が悪いみたいだが、たくさんのお客さんが来てくれる中、選手自身はいろいろなものを背負っている。成果として表れなかった部分は大きくあると思う。ただチャレンジする姿勢は見せたいし、勝点3につなげたい意欲や、立ち位置を取ってボールを動かしたりだとか、守備のところでも、しっかりと前から決めていけるようなところを表現できたらいいと思っている。

（森脇の退団が発表されたが、監督から見て森脇の存在は？）見てのとおり、彼が与える影響力は大きいし、パフォーマンスだけでなく、キャラクターの部分で良い影響を与える存在。サッカーでも止める、蹴るの技術を含め、ゲームの中で判断を持つための選択肢の多さを含めて、素晴らしい選手。たくさんのものをクラブに与えてくれたと思うし、戦いの中の選択肢として、いろいろな選択肢になれることが大きな武器だった。僕も好きなキャラクターで大好き。

（トップカテゴリーの監督として、指導者の1人として何を得られたのか？）監督を始める前からこのチームに関わっていたが、サッカーの指導者として他の指導者が何年もかけて経験することを、これまでの期間で経験させてもらった。アジアの頂点を目指す作業もできたし、その裏でリーグで苦しい戦いをしてきたところ、バスも囲まれ、100万円も払ったし、それは僕が悪いが（苦笑）。それを次につなげて行く糧として持っていきたい。同時にともに戦ってくれるスタッフ、選手が戦ってくれた。今日は良いトレーニングをしてくれて、あすにつなげようと。それを表現してくれる彼らに感謝をしているし、最後に勝てるようにしたい。1年間ありがとうございました。