《大槻毅監督》

(2週間の中断期間でどのようなことを落とし込んできましたか)新しいところというより、いつもやっていることの確認と積み上げをやってきた。このあとにコンディション調整やトレーニングができる機会が限られているので、そうしたところを意識した。

大分とのアウェイゲーム(第17節)では、アウェイの蔚山戦から帰ってきてなかなかトレーニングができず、連戦があり、できることは限られていた。そのため大分戦は苦しい展開となった。だが、いまは4カ月経って、トレーニングを積んで、ボールを握れる場面が多くなった。大分はボールをつないでくる中、こちらの攻撃の回数を増やしたい。

(清水戦に勝ったことで、プレッシャーからやや解放された部分はありますか?)選手にも話したが、試合は空かないほうが良いと感じている。また勝ったからと言って、落ち着くということはない。常に危機感を持って、危機感を継続して、次の試合に向かっていくことが大事。

(埼玉県内でも台風19号の大きな被害が出た。スポーツの力で勇気づけることができると思いますが)そうした力はあると思う。実際、選手から「何かできることはないか」という声が出ている。われわれには責任というか……われわれの仕事は皆さんからパワーを頂いており、そのパワーを返していかなければならない。応援を受けると同時に、われわれができることを返していかなければならない。1つは被害に遭った方々に直接できること、そして間接的かもしれないが、われわれがしっかり活動することで少しでもできることがあれば全力を尽くしたい。

(昨日、一昨日の練習を見る限り、チームのムードがピリッと良い意味で変わったと思います。広州恒大戦、清水戦に勝ったことでやっているサッカーへの自信が増したからだと思いますが?)答えになっているかどうかは分からないが、いつもピリッとしたほうが良いと感じる。ただ、人間なのでバイオリズムはあり、個人だけでなくチームにも存在している。その中で良いときも悪いときもやらなければならないことは大きく変わらない。そこがブレなければいいと思う。逆に外から見ていただいて、そう感じる動きや空気があることは決してマイナスではないし、ありがたいこと。

(大分の印象について)大分には積み上げたものがあり、選手の出入りはあるが、自分たちがやりたいものがきちんと明確に出ている。それはチームだけでなく、クラブとしても明確に出ている印象。J2からJ1に昇格した際の補強でも感じられる。積み上げたものがピッチ内だけでなく、強化だけでなく、方向性がある印象。大分戦でのポイントは内緒で。あすの試合を見てほしい。

(片野坂監督のサッカーの印象は?)キチンと仕組みができている印象。仕組みになっているということは、片野坂監督が良い仕事をしているからだと思う。



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試合レポート|J1第29節・大分戦=定例会見|レッズプレス!!

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J1第29節・大分戦=定例会見



《大槻毅監督》

(2週間の中断期間でどのようなことを落とし込んできましたか)新しいところというより、いつもやっていることの確認と積み上げをやってきた。このあとにコンディション調整やトレーニングができる機会が限られているので、そうしたところを意識した。

大分とのアウェイゲーム(第17節)では、アウェイの蔚山戦から帰ってきてなかなかトレーニングができず、連戦があり、できることは限られていた。そのため大分戦は苦しい展開となった。だが、いまは4カ月経って、トレーニングを積んで、ボールを握れる場面が多くなった。大分はボールをつないでくる中、こちらの攻撃の回数を増やしたい。

(清水戦に勝ったことで、プレッシャーからやや解放された部分はありますか?)選手にも話したが、試合は空かないほうが良いと感じている。また勝ったからと言って、落ち着くということはない。常に危機感を持って、危機感を継続して、次の試合に向かっていくことが大事。

(埼玉県内でも台風19号の大きな被害が出た。スポーツの力で勇気づけることができると思いますが)そうした力はあると思う。実際、選手から「何かできることはないか」という声が出ている。われわれには責任というか……われわれの仕事は皆さんからパワーを頂いており、そのパワーを返していかなければならない。応援を受けると同時に、われわれができることを返していかなければならない。1つは被害に遭った方々に直接できること、そして間接的かもしれないが、われわれがしっかり活動することで少しでもできることがあれば全力を尽くしたい。

(昨日、一昨日の練習を見る限り、チームのムードがピリッと良い意味で変わったと思います。広州恒大戦、清水戦に勝ったことでやっているサッカーへの自信が増したからだと思いますが?)答えになっているかどうかは分からないが、いつもピリッとしたほうが良いと感じる。ただ、人間なのでバイオリズムはあり、個人だけでなくチームにも存在している。その中で良いときも悪いときもやらなければならないことは大きく変わらない。そこがブレなければいいと思う。逆に外から見ていただいて、そう感じる動きや空気があることは決してマイナスではないし、ありがたいこと。

(大分の印象について)大分には積み上げたものがあり、選手の出入りはあるが、自分たちがやりたいものがきちんと明確に出ている。それはチームだけでなく、クラブとしても明確に出ている印象。J2からJ1に昇格した際の補強でも感じられる。積み上げたものがピッチ内だけでなく、強化だけでなく、方向性がある印象。大分戦でのポイントは内緒で。あすの試合を見てほしい。

(片野坂監督のサッカーの印象は?)キチンと仕組みができている印象。仕組みになっているということは、片野坂監督が良い仕事をしているからだと思う。



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