あの時間帯で2つ決められ逆転され、夏休みにスタジアムに来てくれたサポーターに謝らなければいけないと思っている。非常に残念なゲームだった。

（先制して、直後もチャンスがあったがリズムが続かなかったのは？）狙いをもってやって、あのゴールという形だった。局面では作れるが、そのつながりが90分の中で出来ないといけない。1点を取ったところから焦れずに戦っていたところは大きかったと思う。ハーフタイムでも、これから相手はターゲットを2つぐらい作ってくるという話はしていた。また、選手交代の前に選手のトラブルがあり、変わったところがあった。流れの中で継続できないことが残念。チャンスの回数を増やせればと思っている。

（5試合未勝利。生みの苦しみなのか、それは1つ1つのちょっとしたことなのか？）まだ、このゲームを消化しきれていないが、局面のつながりとゲームのつながりが噛み合わないのが続いている印象。追い付けるゲームもあれば、きょうのように持っていかれるゲームもある。このギャップをどう埋めるか。つながり、コントロールを含めてやらなければならないことはある。トレーニングの中でサッカーの質を上げる部分と、運動量を上げて質を継続させるという両方の部分に取り組まなければいけない。人のチョイスを含めて、考えて次のゲームに臨みたいと思う。

（交代時のトラブルとは？）陽介はまだ引っ張ろうと思っていて関根を用意したが、（柏木に足のトラブルが起こって）武藤を先にした。向こうの中盤の形と前の形の変更のところで、中盤の人数を合わせられれば良かったが…。選手のタイプがそうではなかったので、その交代を考えなければならないところで、最初の想定とはズレたところがあり修正しきれなかった。