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試合レポート｜J1第18節・仙台戦=定例会見｜レッズプレス!!

J1第18節・仙台戦=定例会見

≪大槻毅監督≫

「仙台は積み上げてきたなという印象をすごく持っている」

（浦和レッズは消化試合が1つ少ないが、リーグ戦が折り返しを迎えた現時点の順位や状況をどのように捉えているのか）勝点も順位も物足りない。望んでいる位置にいないので、頑張らなければいけないなと。

（課題や修正点をどんな風に感じているか）積み上げの作業を毎日のトレーニングの中でやることが大事だと思っているし、修正というと何か悪いところがあって、そこを補修するイメージになっているけれども、土台のところも含めてきちんと立てるような、しっかりとした分厚い土台を作りながら、立ち姿を良く見せなければいけないところがあると思う。

その作業をしている途中で毎週試合があって、その試合で勝点3をまず目指して取れれば一番良い。取れても取れなくても、次に進むための戻るべき場所を作り出しながら、選手と共有しながらやっていくことが大事だと思う。そう思って今は過ごしている。

（仙台とは開幕戦で当たったが、やり方もチーム状況も変わっている。どう捉えているか）システムも変わったし、人も1回変わってまた戻った選手もいるし、外国籍選手もだいぶフィットしてきた。そういう面で言うと、仙台は積み上げてきたなという印象をすごく持っている。何試合か観た。ずっと浦和レッズのチームを作る作業をしながら、他のチームの試合を見ているが、仙台はここ何試合か充実した時を過ごしているのではないだろうか。そういったチームにしっかりとゲームをやる、表現できるかどうかのチャレンジだと思う。

（戻るべきところ、土台はいろいろとあると思うが）戦う上で、守備のところであったり、攻撃の切り替えだったり、こういうのが目指すべきところだよねというところを提示している。その提示を出来た、出来ないとある。もちろん出来たのだったら、どのレベルで出来るのか。よく選手に話しているのだが、皆さんは自転車に乗れますか？自転車って、パッと乗れるようになったらずっと乗れるじゃないですか。でも速いスピードでカーブが曲がれるのか、加速を速く出来るのか、きちんと止まることが出来るのかとか、それを僕らはやっていると思う。だから出来るようになったからと言ってそれで良いわけではなく、その精度を上げたり、強度を上げたり、そういう作業だと思う。提示したものをより高い強度だったり、時間の中で出来る回数を増やしたりすることだと思う。自転車に乗るというところは、みんなで共有して出来なくては。

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