back

試合レポート｜J1第3節・松本戦=監督コメント｜レッズプレス!!

top

≪オズワルド オリヴェイラ監督≫

きょうは風が強く、その影響が出た難しい試合となった。ボールをコントロールして組み立てる作業は難しかった。ミスが発生しやすい状況の中で、両チームともプレスをかけた試合でもあった。ペナルティーエリアの近くにボールを置かず、前に蹴るプレーが多くなった。立ち上がりは松本にとっては風で守りにくい状況の中で、アンドリューのチャンスが生まれた。後半は相手が追い風の状況でプレスをかけてきて、チャンスを作った場面もあった。非常に激しく、ロングボールでの競り合いが多かった試合だと思う。

五分五分の状況が多く、両チームともフェアな戦いを見せることができた。ファールになった場面はアグレッシブさから出たものであって、悪意のあるものは見られなかった。私は浦和の選手たちを称えたいと思う。自分たちの技術を生かしながらやりたいサッカーもあるが、天候に左右される試合の中で、綺麗なサッカーができないのであれば、ボールが落ちてきたところに顔から突っ込んで行く姿勢が必要だったが、本日はそれをお見せすることができたと思う。

（ボールがサイドの低い位置に入った時にフラストレーションをためているシーンもあったが？）先ほども言ったが、難しい条件の中で試合を戦って制することが優勝への条件となる。難しい状況を乗り越えて行くことが重要となる。

（岩波を中央のCBで起用したが、その狙いと評価は？）良かったと思う。去年もこの位置でプレーしたこともある。岩波のポジションは左よりも真ん中から右だと考えている。

（マウリシオ、エヴェルトンを浦和に残したが、どういう判断をしたのか。次のACLに向けて）2人とも内転筋に痛みがある。水曜日の北京戦に向けて準備させるために残してきた。回復することができれば2人は戻ってくる。あす選手たちの状態を見てメンバーを考える。もしかしたら90分フルで出ている選手が多いので、休ませる選手も出てくる。

（興梠がセットプレーの守備で効いていたが？）前回の試合から興梠のポジションを変えている。相手がインスイングで蹴ってくる時に、しっかりコースに入れるポジションにいさせている。彼は守備の時も重要な仕事をしてくれる。

（今後の意気込みを）非常に難しいシーズンだが、今週はアウェイ3連戦で長い移動が伴う。消耗する日程の中でできるだけ不利な状況がないように、チームとして乗り越えたいと思っている。