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練習レポート

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マチェイ・スコルシ?ャ 監督「より集中し、判断スピードと精度を高めなければ」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです





マチェイ・スコルシ?ャ 監督「より集中し、判断スピードと精度を高めなければ」

ベースキャンプ地・ポートランドから移動した浦和レッズ。現地時間6月20日(金)18時前、試合会場であるシアトルのルーメン・フィールド内でマチェイ スコルシ?ャ監督が公式会見に臨んだ。

Q:インテルのチームには、ポーランド人選手が2人います。負傷中のジエリンスキと、プレーするかもしれないザレフスキについて、彼らとの関係や印象を教えて下さい
A:ピオトル・ジエリンスキとは、数年前に、一緒に仕事をする話が非常に近いところまで進んでいました。私は当時、彼をレフ・ポズナンに引き入れたかったのです。交渉もかなり進んでいて、彼自身もポーランド復帰を真剣に考えていたのですが、移籍市場の最終段階でエンポリからオファーが届き、そちらに決めました。結果的に、それが彼にとって、良い選択になりました。彼のキャリアを尊敬しており、インテルのような素晴らしいクラブにいることを嬉しく思います。
ニコラ・ザレフスキについては直接の面識はありませんが、彼は、大きな才能の持ち主であり、ポーランドサッカー界の希望です。インテルに加入したことは、彼のキャリアにとって素晴らしいステップであり、才能を最大限に発揮できる場になると願っています。

Q:この試合で最も重要なことは
A:前回の試合は、最初の20分は非常に混乱していましたが、その後は良いプレーも見せられました。ただし、最後の局面での冷静さと判断力が欠けていました。後半開始早々に大きなミスで2点目を失いましたが、それでもチームは戦い、1点を返し、良い流れの時間帯もありましたが、セットプレーからの3失点目で試合は、ほぼ決まりました。そうした経験を踏まえ、今回はインテルという、さらに格上の相手に挑むにあたって、より集中し、判断スピードと精度を高めなければいけません。前の試合より良い試合ができると思いますし、良い結果を出せると思います。

Q:あすの試合は勝利を目指すのか、それとも引き分けでも良いと考えているのか
A:我々は常に勝利を目指して試合に臨みます。それが我々の本質ですし、あすも同じです。ただ、結果として、敗北すれば大会からの脱落が確定しますので、敗戦だけは絶対に避けるという強い意志を持って臨みます。

Q:インテルで警戒している選手は
A:“恐れる”という言葉は使いたくありませんので、警戒しないといけないという言葉でお伝えしたいですが、インテルは説明の必要もないほどの強豪であり、全ての選手が世界トップクラスです。私が特に感銘を受けているのは、インテルのチームとしての完成度です。攻撃の組み立て、守備の連携、選手のローテーションなど、全体として非常に組織化されています。ですから、特定の選手をマークするというよりは、チーム全体の仕組みにどう対抗するかがポイントになります。

Q:あすの試合で、インテル相手に勝つチャンスがどれくらいあると考えているか
A:難易度が極めて高いのは間違いありません。とても高い山がそびえたっています。しかし、我々には、“サプライズを起こす力”があると信じています。90分間、相手を驚かせるような集中と努力を続けることで、可能性はあります。もし、先制点を奪えれば、試合展開は大きく変わるかもしれません。繰り返しますが、我々は、この挑戦に立ち向かえると信じています。

Q:初戦はJリーグの戦い方と同じだったと思いますが、インテル戦に向けた特別なプランはあるのか
A:Jリーグでの我々のスタイルは一貫していますが、リーベル・プレート戦では、その相手に合わせて細かな変化を加えました。4-3-3の非常に攻撃的なシステムに対して、ビルドアップやトランジションの部分で異なるアプローチを試みました。そして、インテルに対しては、また別の解決策を見つけなければなりません。あす採用する戦術の一部は、これまでリーグ戦では使っていないものであり、そこに集中して臨むつもりです。ただし、選手の特性や能力を踏まえた上で、実行可能な現実的な戦術を取る必要があります。

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