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練習レポート

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ク?スタフソンとの対話&FC町田ゼルビア戦にむけて 〜マチェイ スコルジャ監督定例会見

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



(有賀久子)



ク?スタフソンとの対話&FC町田ゼルビア戦にむけて 〜マチェイ スコルジャ監督定例会見

やはり、いくつかの質問が寄せられた。4月9日(水)の公開練習終了後、マチェイ スコルシ?ャ監督とサミュエル ク?スタフソンが2人で一体、何を話していたのか。きょう11日(金)、マチェイ監督は、あさって13日(日)に行われるJ1リーグ第10節・FC町田ゼルビア戦にむけたオンラインでの定例会見に臨み、その中で、1つ1つの質問に丁寧に答えた。

「この前、(グラウンドで)話したことを、あまり細かく皆さんにお伝えすることは出来ませんけれど」という前提のもと、「チーム内での彼の役割の話と改善出来るところの話でした。(サミュエルは)ビルドアップのところでの攻撃力は、非常に高いレベルを持っています。彼が成長出来る余地はまだありますので、そこはチームにとっても重要なところです」と語り、「サミュエルは、このチームの中でリーダーになる素質や能力を持っています。安定性が出てくれば、リーダーシップをより発揮出来るだろうという話はしました。どのようにすれば、それが達成出来るのか、というような話でした。今までサミュエルは、違ったシステムの中で、違った役割をこなしてきました。私のシステムの中に組み入れると、守備的な役割が増えてきます。彼も、一生懸命、私のスタイルに合わせてくれていますので、非常にありがたく思いますけれど、今シーズンのJリーグの新たな基準や、対戦相手を考えると、そこに合わせていく必要もあります」と答えた。

推察の中で挙げたが、日頃より、マチェイ監督は、選手とコミュニケーションを図っている。試合ごとに20名の試合登録メンバーを選び、11名の先発を決める。この会見の最中にも「9試合戦ったところで、スタメン候補のグループというのは固まりつつありますし、その中から最も良い組み合わせを探しています」と語っている。

当然ながら、試合に出ていないメンバーが出てくる。全選手の士気の高まりに注力していると思うが、プロサッカークラブの監督、リーダーとして、何を意識しているのか、という問いには「まず、良いコミュニケーション、良い関係を、選手と築くことが重要だと思います。もちろん、選手それぞれとの関係性では、すごく良い関係もあれば、そこまで良くないというものもあったりします。でも、その意識は、双方に必要なことだと思います。私は、出来るだけ選手たちとコミュニケーションを取ろうとしています。もちろん、全員と話すことは難しいんですけれど、スタッフにも優秀な人材が揃っていますので、特に日本人コーチの方々たちには、試合に出ていない人たちとのコミュニケーションをとってもらっています。特に、ノブさん。池田(伸康)コーチですね。彼は、そういった部分で、非常に重要な存在だと思っています」と名前を挙げながら、監督・コーチ陣もワンチームで、チーム作りに臨んでいることを強調した。

FC町田ゼルビア戦にむけては「きょうはセットプレーの練習を行いましたけれど、その空中戦の強さを生かした、非常に準備されたセットプレーを持っている町田への対策を行いました。全体的に、町田の空中戦の強さに対して、その空中で競り勝つということも重要ですけれども、それだけではなくて、勝てない時は(相手に)自由にやらせないということが重要だと思います。そしてセカンドボールも非常に重要になります。たとえば、川崎戦でも、林幸多郎のロングスローからのセカンドボールの状況から得点を決めていましたし、我々の、この前の失点も、空中戦というより、セカンドボールのところで負けていたと思います」と前節・アビスパ福岡戦での反省点も示した。


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