(有賀久子)
マチェイ スコルシ?ャ監督、この2週間を何に充てたか
3月26日(水)、マチェイ スコルシ?ャ監督は、28日(金)に控えるJ1リーグ第7節・セレッソ大阪戦にむけて、オンライン会見を開いた。
FIFAインターナショナルマッチウイークを生かして、チームは、鹿島アントラーズ戦後に月曜、火曜と2日間、21日(金)に大原サッカー場で実施した東洋大学とのトレーニングマッチ後に土曜、日曜と2日間のオフを入れた。
東洋大戦を含めた3日間と、公開練習日を含めた4日間で、チームを作ってきたが、特に1週目は対戦相手よりも自分たちにフォーカスをあてた練習が多かったと選手から聞こえてきた。

原口元気は「どちらかというと、自分たちがどうするべきかということを多くやる時間が多かった。自分たちの積み上げの時間になったと思っています。(開幕すると)相手、相手、相手みたいになってしまうんですけど、自分たちがやらなきゃいけないこともたくさんある中で、それを整理できたというのが良かったと思うし、テストマッチもあって、いろいろとチャレンジができた1週間だったと思います」と振り返った。
マチェイ監督は、選手たちにどんなことを落としこんだのか。「試合の、各フェーズの練習をしてきました。強度もしっかりと出ていましたし、良い姿勢で、選手たちがやってくれたので良かったかと思います。セレッソ大阪対策、もしくは清水エスパルス対策という形より、自分たちの連動の部分を高めて、よりプレーを自動化させる方向で行いました」と語った。
鹿島戦では、ベンチメンバーが途中出場でピッチに入った時の連係面で苦労も見られた。戦術面より、同じピッチで互いにプレーする時間の差と言えるか。鹿島戦で、松尾佑介は「スタメン組とちょっと感覚が合わないところが出ちゃっている感じがあるので、僕もそうだし、要求し合っていきたいです。時間と共に良くなっていくとは思います」と話していた。
連係を高める時間にもなったか、と尋ねると、マチェイ監督は「YES!」と口にし、「そこも1つのポイントで、練習試合も行いました。サブの選手たちの連係も見られたので、非常に良かったと思います。そして、これから連戦が始まりますので、サブの選手たちの役割というものも増えていくと思います」と手応えを見せた。
J1リーグ第7節・セレッソ大阪戦は、ヨドコウ桜スタジアムで19時キックオフ。2019シーズン以来の勝利をつかめるか。
・・・・・・
★
ログイン・会員登録はコチラからすべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。