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練習レポート

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石川璃音、ニルス・ニールセン体制のもとで見せたい姿とは

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



(有賀久子)

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石川璃音、ニルス・ニールセン体制のもとで見せたい姿とは

デンマークやスイスで女子代表監督を務めた経験があり、マンチェスター・シティの女子テクニカルダイレクターを担ったニルス・ニールセン氏が、新たになでしこジャパンを率いる。初陣は、海外遠征で、中2日の3連戦となる『2025 SheBelieves Cup』。

三菱重工浦和レッズレディースからは、高橋はなと石川璃音が選出された。

2月7日(金)の練習には、なでしこジャパンのコーチングスタッフが挨拶を兼ねた視察に訪れる中で、石川は、全体練習後も身体を動かし、コンディションを整えた。

石川は「(皇后杯後のオフ明けから)全体的に徐々に上げていき、きょうは、久しぶりにみんなでフルゲームが出来て、質のところはまだまだ上げなきゃいけないですけど、みんな、徐々にしっかりと怪我なく上げられていると思います」と話した。

新生なでしこジャパンの選出を受けて、石川は「サッカーをやっている以上、代表は目指しているところ。選ばれて嬉しい。新しい監督に新たな一面、自分の長所である1対1の守備や元気をしっかりと見せて、特長を知ってもらたら良い」と意気込む。

メンバー発表のオンライン会見の記事を読んだという石川は、ニルス・ニールセン新監督の印象を「すごくポジティブな方だなと思いました。自分も出来ないことよりも、自分の得意なことだったり、気持ちの面をしっかりと見せれたら」と話し、短期決戦で意識することは「何人か、あまり関わったことない選手もいるので、始めからしっかりコミュニケーションを取っていきたい。オフで、そういうのが出来たら、サッカーでも意思疎通というのは出来ると思うので、試合がたくさんあるからこそ、コミュニケーションをしっかり取っていきたい」と話した。

ニルス・ニールセン新監督は、皇后杯決勝の視察に訪れていた。それがなくとも、石川は三菱重工浦和レッズレディースを代表して、なでしこジャパンに選出されているという意識を強く持っている。

「WEリーグの代表として、そして、このレッズから、みんなと一緒にプレーした自分が評価されている、ということなので、そこはしっかりと、みんなの思いも背負って戦えたら、と思います」「仲間が、自分のプレーを引き出してくれたというか、仲間がいての自分を出せたと思います。試合に出ていないメンバーも、練習で一緒に取り組んでいるから、というのがあるので、レッズの代表としていきたい」と思いを口にした。

パリ・オリンピックでは、石川はメンバー18名には選ばれずにバックアップメンバーとして臨んだ。結果的に大会規定の変更があり、石川らも試合登録メンバーとなり、毎試合、大枠から18名が組まれた。次の世界大会では、絶対的な存在であってもらいたい。

オリンピックが終わってからの石川は「自分は守備にフォーカスをあてていて、難しくバウンドしたボールのクリアだったり、クリア自体を大きく跳ね返すことだったり、スタッフの方にも手伝ってもらって取り組んできました」という。「海外の選手はスピードがあると思うので、負けないようなスピードを出せるようにするのにプラスして、予測も大事になってくると思うので意識しています」と向上を図った。

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