「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです
原口元気は、練習開始の1時間前にはクラブハウスに入り、身体を動かし、ボールを蹴る。全体練習、個人メニューが終わったあとのグラウンドでは、二田理央や照内利和ら若手選手たちとパス練習。
強めのパスを足もとにつけ、正確にボールをコントロールして、強めのパスを返す。やりを立て、当たったらNGなど、成功パスを限定することで、技術、集中力が求められる。
何よりも、良いコミュニケーションの場だ。
本間至恩は「こんな面白い練習があったんだ!」とゲラゲラと笑いながら、ボールを蹴り続ける。石栗建フィジカルコーチが「12時35分まで」と(これでも長めにとって)終了時間を指示するも、石栗コーチの姿が見えなくなると、元気が率先して「続けちゃおうぜ」とボールを蹴る。そこに安部裕葵も、長倉幹樹も加わって、終わりが見えないパス練習。
元気と若手選手の間に、距離はない。その点でも、良い3週間となった。
Q:常に先頭で引っ張っている印象はあります。チームを盛り立てていこうという思いからか
A:そうですね。3週間という長いキャンプだったので、疲れが溜まっていたり、選手それぞれにストレスがあったりとか、いろいろな状況でありますが、なるべく1回1回の練習が良いものになるように、と常に・・・・・・