関根貴大 が解説。チアゴ・サンタナPK決定の裏側
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(有賀久子)

関根貴大 が解説。チアゴ・サンタナPK決定の裏側柏レイソル戦の決着は、後半アディショナルタイムに起きたプレーの、VAR介入に始まり、最終的には、福島孝一郎主審によるオンフィールドレビューによって、PKの判定を受け、浦和レッズはチアゴ サンタナがボールの前に立ち、集中し、見事にゴールネットを揺らし、チームを勝利に導いた。
この場面の背景を1つ、関根貴大がサポーターに伝えたいこととして話してくれた。
あの場面、選手たちは、福島主審からチアゴのシュートが弾かれても、こぼれ球を決めても「ノーゴールだからね」と言われていたという。
「(主審から)行っちゃあ、ダメ」って言われたから、ちょっとでも(ペナルティエリア内に入ってしまって)やり直しとなったら、と思って」と、誰もこぼれ球を狙うような素振りを見せなかったことを説明した。
「(こぼれ球が来て)俺らは決めても意味がないなら、(PA内に)入らない方が良い。そういうことだったのを伝えておきたくて」と関根はPKの場面について触れた。
おそらく、PKの瞬間が、クラブ公式SNSで画像として発信され、安居海渡は膝に手をつき、渡邊凌磨は両手を合わせて握り、祈るように戦況を見守っていた様子が伝わったからだろう。“誰も、こぼれ球を狙おうとする選手はいないのか?”そんな声に対して、誤解のないように、ということだ。
本当にチアゴが決めたPKの場面というのは、柏戦のラストプレー。埼スタに集まったサポーターの思いも、すべてチアゴが背負って蹴った一発だったということだ。この勝利を、30日(水)の横浜F・マリノス戦でも繋いでいこう。
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