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練習レポート

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湘南戦先発組はリカバリーメニューを実施。阿部勇樹と武田英寿は次戦の切り札となるか!?

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです


 (石田達也)



今日12月13日(日)11時から約60分にかけて、浦和レッズは大原サッカー場でレーニングを行った。

きのうの湘南ベルマーレ戦で先発した以外のメンバーは、ランニング、ストレッチ、ヘディングジャンプを行ってから、4人1組になってパス&コントロールを実施。そして約30メートル×約20メートルのサイズの中でタッチ制限のあるパスゲームを消化した。

その後、数種類のサーキットメニューで汗を流した。青木拓矢と関根貴大は別のスペースに移動し、オフェンスとディフェンスに分かれ1対1に取り組む。この2人は別メニューでの調整が続いていたため、もう1段階コンディションを上げる必要があるようだ。

このところケガ人や別メニューで調整をする選手も散見されたが、少しずつ全体練習に合流している。湘南戦では阿部勇樹と武田英寿がリーグ戦今季初出場。これも明るいニュースだ。

昨シーズンは11試合の出場に終わり、今季も湘南戦の前まで出場なし。ただ、そこはやはり経験豊富な彼だけに、ピッチにいるだけでピリッと引き締まるものがある。この日は全体練習が終わっても、ボールを蹴っていた。

武田については浦和の未来を照らす存在になってくれるだろう。まだ荒削りだが才能の片鱗を途中出場した湘南戦の10分足らずの時間で見せた。87分、ドリブルから興梠慎三に適確なパスを送ると、ゴールの匂いを漂わせたアディショナルタイムのシュートは、彼の持ち味が出ていた。この日の表情からは手応えを得たという満足感を漂わせていた。

次は中3日でリーグ王者の川崎フロンターレ戦となる。直近の2試合はドローと、一時期の勢いに翳りも見え、付け入る隙もありそうだ。

例え先発ではなくても、阿部&武田が、チームの切り札としてピッチに立ち、チームに追い風を吹かせる役割となることに期待したい。

湘南戦で先発出場をした選手らは、室内練習後、グラウンドに出て来ると軽めのジョギングを終えクラブハウスに引き上げていった。

なお、トーマス デンは怪我の治療のため帰国。柏木陽介は右膝関節遊離体に対し手術を行い、伊藤涼太郎は右足打撲で室内調整、武富孝介、槙野智章は別メニューで調整を行っていた。


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