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練習レポート

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大槻毅監督「攻撃と守備を区切らず、みんなで主体的にやっていきたい」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです


≪大槻毅監督≫

(監督から見たチームの雰囲気は?)
試合に出ているメンバーはリカバリーの段階、その他のメンバーは通常通りのトレーニングをしている。

(特別な声掛けをしたのか?)
柏戦が終わり、再開してから3日あるので試合のフィードバックをして、次の準備をして、トレーニングを組んで、前日には試合の準備をする。変わりなく段階を踏んでいる。

(3連戦で1セットだと言っていたが、次が区切りとなる。意気込みを)
毎試合選手と準備をしている。試合が来ることは喜ばしいことだと思っている。選手と準備したものをしっかり出す。1日1日を大切にみんなとやっていきたいし、これからも変らずやっていきたい。

(ここまで後ろの選手は固定されているが、その意図について)
僕の頭の内部で考えながら、選手のコンディション、相手のやりたいこと、僕らのやれることで選んでいる。当然これからメンバーも変わっていくし、そのための準備をしてきている。6試合のメンバーを見たら言えるかもしれないが、これからのところで言っていたことが当てはまるとは思わないし、さらに多くの選手が試合に絡むことになるだろう。それは間違いないこと。

(連敗したが悲観する内容ではないと思う。横浜FC戦以降に表現していきたい部分は?)
チームを立ち上げた時から主体的にという言葉を使ってきた。相手との兼ね合いもあるが、攻守で分かれることなく、お互いが関わりながら、攻撃と守備を区切らず、みんなで主体的にやっていきたい。

(横浜FCには浦和ユース時代の教え子、松尾佑介選手がいるが、彼の成長をどう見ている?)
昨日は彼の誕生日。活躍をしているので喜んでいる。一緒に時間を過ごした選手と会えること、色々なチームにもいるが楽しみにしている。(変わった部分は?)元々良い選手。ベースが出来て良いプレーが出来るようになったと思っている。

(収容人数の50%を上限とする観客数の引き上げを見送る方針となり、マネジメントに影響はあるのか?)
現場で試合に対しての準備をするところに関しては、これまで通りだと思っている。ただ選手もスタジアムにサポーターが入ることは大きなパワーだと捉えている。今、埼玉を含め首都圏ではコロナに関する数字が増加している。クラブスタッフと共に注意喚起し、「引き締めてやろう」と話はした。

(Jの動向を社会の人が見守っているが、一般の方よりも特に自分たちが気を付けなければという自覚や考えがあるのか)
クラブで考えたルールもある。行動記録や体調管理、クラブハウスではゾーニングが行われているし、プロトコルは作成されている。みんなで協力して守っていく。コロナ前のようにサッカーに集中するだけではなく、社会の一員としての行動をきちんとしなければならない。

(柏戦は柴戸海選手から武藤雄樹選手に良いパスが多くあり、印象的だった。これは個性の響き合いだと思うが、背中を押すなど意識するのは?)
個性の響き合いは良い言葉。組み合わせは考えている。同じポジション、前後、左右、3人、横一列などで考えている。個性を出してもらいたいし、チームモデルを共有するなか、入った選手が生きることで色を付けて欲しいと思っている。組み合わせで良い部分が出ればいいし、目指したい。

(横浜FCの印象は?)
育成の時から下平隆宏監督とは試合をやらせてもらった。コレクティブでまとまった良いチームだと思っている。

(相手には監督よりも年長の選手である三浦知良いる。いちサッカー人として、どう見ているのか?)
日本中のサッカーに関わる方が尊敬する選手。現役も含めて。多くを積み上げられてきた選手でもある。未だに目指すべき存在である選手だと思っているし、僕が言うのも、おこがましい。



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