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練習レポート

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大槻毅監督会見「また一緒にスタジアムで戦ってもらう日が必ず来る。その日に向けて僕らも一生懸命に準備する」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです


きょう3月14日(土)、浦和レッズは2部練習を実施。午後のトレーニング終了後、パソコンを通じたビデオ通話で大槻毅監督が取材に応じた。

以下、質疑応答。

(11日に水戸ホーリーホックとの練習試合を行った。当初、非公開の予定だったが、当日、インスタてのライブ配信をしたのは?)
メディアの方には申し訳なく思っている。広報と相談をして少しでもサポーターに見てもらいたい思いがあって決めさせてもらった経緯。

(結果は10対10だったが課題と収穫は?公式戦から離れていた影響は?)
収穫は10点取れたこと、課題は10点を取られたこと。ただ公式戦から離れたこともあるがトレーニングの一環としてやらせてもらい非常に収穫の方が多かったと思っている。

(リーグが再延期となっての率直な感想は?)
世界的にも、国内的にも難しく、サッカーだけを語って何かをできる問題ではない。まずは安全、健康、平和があり、皆さんと共有をして輝けると思っている。今の状況を専門的な分野の方や世界中の方の力を合わせて、この困難を乗り切って、その先に皆さんに元気なところを見せられればという思いでいる。

(選手のモチベーションとコンディションの維持については?)
選手には言ったが、「家族など一番近い人に我々ができることをやらなければならない。その先に健康があり、皆で力を合わせて、活動を待ってくれる人のために日々、準備をしよう」と。試合まで時間は空いた。18日に対して準備をしていたが延期になり組み直すところもあるが、選手と一丸となってやっていきたい。

(この中断期間でチームをより向上させるためフォーカスしたい部分は?)
キャンプからやり続けていることをブレずにやっていくこと。もう1つは試合を重ね、成長しなければいけないところがちょっとずつ見つかっている。水戸戦、湘南戦、仙台戦も。これから練習試合もやっていくが、1つずつ見つけたモノを成長につなげていきたい。今までやってきたことをブレずにやっていくことを一生懸命にやっていきたい。

(追い込む守備する際にサイドを変えられてしまう。なかなか追い込みきれない部分があると思うが?)
サイドに行かれた時に追い込めないということは、広いほうにいかれているということですか?狭いところにいてくれたらいいが、狭くしていたら外にいくと思うので、行かせないことと、行かれた時にどうするかをしっかり準備したいと思う。

(また、インスタでのライブ配信を考えているのか?)
僕だけで決められることではないので、広報と相談して決めたいと思う。できることはあると思いながらも、われわれの元気な姿を届けることも一つだが、この前も浦和の街の公園に行ったら、小中学生がサッカーをしていた。いろんな人たちがいろんなストレスを抱えていると思うので、そういったことにできることをクラブと相談してできればと思っている。

(楽しみにしているサポーターに伝えたいことは?)
不安に思ったり、ストレスを感じている毎日だと思う。この状況で一番大事なのは、本当に、一番近くの人に優しい気持ちを持って接することだと思うし、この状態で、この状況でいろんなことをしっかり受け止めて生活することだと思っている。また一緒にスタジアムで戦ってもらう日が必ず来る。その日に向けて僕らも一生懸命に準備をする。その時に一緒にまたスタジアムで戦っていただけるように、その日まで健康に留意していただきたい。今の難しい状況でなんと言っていいのか分からないのが本音。だけれども1日1日できることをしっかりやって、皆さんと一緒に戦いたいと思っている。

(中断前、2試合の公式戦をやって、先発、ベンチ、ベンチ外とそれぞれの立ち位置がなんとなく選手個々が分かっていると思う。中断を迎え、競争意識は高まっているか?)
前日で中止になった松本の試合に向けて非常に高いモチベーションを持った選手たちを見ている。本当に試合をやらせてあげたかった。その気持ちを持ってトレーニングに励んでくれる集団だし、間違いなく連戦になるところで、キャンプから全員で取り組んできたことを表現できる選手が一人でも多く、そして集団としてまとまっていくことを今、作り上げようとしているところ。連戦のときに悔しい思いをした選手、最初に出ていた選手だけでなく、そういった選手が力を見せてくれるだろうと思っている。

(ビデオ通話の取材方式の感想は?)
本来、隣の建物にいて、いつも皆さんにお世話になって話をさせていただいているので、心苦しいのが先にある。申し訳ございません。ただ、また終わったときに皆さんと一緒にサッカーの仕事ができると思うので引き続きよろしくお願いしたい。

(4月3日に再開予定。この間の練習試合のビジョンは?)
練習試合もやる。トレーニングをやりながら練習試合をやって、試合に向けてある程度のサイクルを持って進めていきたい。2試合以上はやりたい。

(石田達也)

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