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練習レポート

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好調を持続する柴戸海「守備の部分はチームの誰よりも示したい」

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



夏場の中3日での連戦。鹿島戦に出場したメンバーは、1日、2日とリカバリーを続け、3日のトレーニングは非公開だったためメンバーの予想は難しいが、メンバーを固定しない大槻毅監督のこと、多少の入れ替えは考えられる。鹿島戦のメンバーから代わってスタートのピッチに立つのは誰か。

柴戸海はその候補の一人だ。鹿島戦は出場停止でピッチに立てず、体力面に不安もない。加えてボールを保持することに長ける名古屋が相手であることを考えれば、柴戸の中盤での守備力は浦和にとっての肝になりえる。

出場するとすれば、どんな役割を求められるのか。それは柴戸自身も十分に理解している。

「ボールを持つチームに対しては一歩の寄せだったり、ファーストDFがしっかり行くのと、そこに対して周りの選手がどう連動して次を狙っていくかは必ずやっていかないと勝てない」

名古屋は前回の浦和戦以降、9試合勝利から遠ざかっている。しかし簡単な相手ではないだろう。だからこそ「そういう細かいことをやるしかない」が、「大槻さんだったら具体的な指示をくれるし、どういう立ち位置かというところにも取り組んできた」と柴戸は感触を得ている。

どんな相手でも「自分がやらないといけない」という気持ちに変わりはない。だが、ボールを握ってくるチームはより自身の特徴を生かせる相手でもあり、「守備の部分は必ず求められてくると思うし、そこはチームの誰よりも示したい」と力を込める。

「自分がやることで周りの選手も『もっとやらなきゃ』と思ってくれるはず。逆に周りの選手がやっていれば自分も『もっとやらなきゃ』と思う。そういういい関係が生まれてくると思う」

年齢もキャリアも関係ない。攻撃的なチームを前に、自分が中盤を牽引する。「チームのためにできることは全部やっていきたい」。柴戸は酷暑でも身を粉にし、チームと勝点3のために戦うつもりだ。(菊地正典)

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