「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです
興梠慎三のPKで松本山雅FCに完封勝利。公式戦2連勝の浦和レッズはきょう3月10日(日)午後2時過ぎから大原サッカー場で全体練習を実施した。チームは13日(水)ACLグループリーグ第2節 北京国安とのアウェイゲームにむけ、あすから北京遠征となる。
「さぁ、どの選手が私の期待に応えてくれるんだい」。
腕組みし、最初から最後まで全体練習を見つめるオズワルド・オリヴェイラ監督はそう言っているようだった。
週末に控えるアウェイ セレッソ大阪戦を見越す必要もありながら、指揮官の頭の中は水曜の北京国安戦のことでいっぱいだろう。
公式戦5試合連続先発フル出場の槙野智章、宇賀神友弥を起用するかどうか。松本戦を欠場したマウリシオ、エヴェルトンの起用は。また練習に合流した武藤雄樹の使いどころなど、思案を巡らせているはず。
指揮官の熱視線に、自然と選手もたぎってくる。
1チーム4人、ポジションごとに編成されたゲームトレーニングではこんなプレーがあった。
ドリブルを仕掛けた汰木康也がパス。これを受けた杉本健勇がタメを作って、ゴールに向かう汰木に再び、パス。
杉本のパスを汰木が豪快に決め、ネットを揺らした。ACLグループステージ第1節 ブリーラム・ユナイテッド戦で『名刺代わり』の鮮烈アシストをした汰木、調子がよさそうだ。
・・・・・・