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練習レポート

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「監督は有言実行の男」。“生涯浦和宣言”興梠慎三の男気スピーチ

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです


3連休の最終日となる11日(月)、午後5時からさいたま市浦和区にある埼玉会館で「浦和レッズ 2019キックオフイベント」が開かれた。

新加入選手のお披露目とあって、開場午後4時の時点で、約900人のファン・サポーターが来場。最終的にほぼ満席の約1300人という盛況ぶりとなった。

4部構成の今回のイベント。第1部は今月就任したばかりの立花洋一新代表が挨拶。

新代表は今シーズンのスローガン『〜浦和のために最後まで走り、闘い、貫く〜』を高らかに宣言した。


スローガンについて、立花代表は「浦和レッズはここにいる浦和のみなさんに育てられ、大きくなったと実感している。浦和のため、浦和レッズのため、浦和レッズを愛する人のため、チームは一丸となって走り、闘い、貫きたい」とその意味を熱く語った。さらに「浦和レッズというクラブが世界のサッカーファンに憧れられる存在になれるように頑張りたい」と抱負を語った。

立花代表に続いて、第2部で登壇したのはオズワルド・オリヴェイラ監督と中村修三GM。

前人未踏のリーグとACLのダブル制覇に向けてオズワルド・オリヴェイラ監督は、「サポーターは12人目の戦士だと思っている。チームへの後押しとなる力があり、チームに勢いを与えてくれる。だからこそ高い目標が掲げられる。大きな意欲と大きな希望をもって目標に向かいたい。そのためには一体となって戦わなければならない。サポーターの力を感じることで、選手の力が100%ではなく、101%の力が発揮できる」と共闘を求め、サポーターの存在意義、必要性を述べた。


また中村GMは自身がGM職で経験した07年アジア制覇を思い起こし、「(ACLを)優勝した時の浦和の街の盛り上がりは忘れられない。また今年もそうした結果が出るように全力で戦いたい。監督と心中するつもりで今シーズンを戦いたい。まだどこも成し遂げていないACL、リーグ優勝のために監督と一緒に戦いたい」と一蓮托生の覚悟を示した。

3部は新加入選手インタビュー。4部は選手によるトークセッションが行われたが、なかでも印象的だったのは興梠慎三。


沖縄SVとのトレーニングマッチで2トップを組んだ杉本健勇について、「能力が高く心強い選手。皆さんの期待に応えてくれると思う。健勇に負けないように2桁ゴールを目指したい」と話す一方で、若手選手から近寄りがたい選手と思われたり、今年、トップチームに昇格した浦和レッズユース3選手の名前が言えなかったりというトホホなエピソードも。

しかし、最後の挨拶で興梠は生涯浦和宣言。さらに「監督は持っている人であり有言実行の男。その監督についていく」と男気たっぷりの挨拶でイベントを締めた。


約1時間半の「浦和レッズ 2019キックオフイベント」は今シーズンの期待の高さが感じられる会となった。





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