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練習レポート

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キーワードは「競争」。平川忠亮が語った10年前との共通点

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。




「最終的には全員で戦ったということ」。イランのセパハンを下し、ACL王者となった2007年。この優勝に立ち会った平川忠亮は勝因を語った。

「あの年は開幕からすごいハードなスケジュールだった」と平川が振り返るように、春から夏、夏場、秋と連戦につぐ連戦。中3日、中2日は当たり前で試合が組まれた。ちなみにACL決勝第2戦は7連戦中の6戦目だった。

序盤に出遅れ、5月に左ひざを痛めた平川がふたたびスタメンに名を連ねたのは8月15日。J1第20節、アウェイ・ガンバ大阪戦だった。その後、平川はシーズン終了まで駆け抜けたが、チームは過酷な日程で野戦病院と化していた。

しかし、その苦しい状況を乗り切れたのは層の厚さがあったから。・・・・・・

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