浦和レッズの夏休み恒例企画「お仕事体験キッズ」が今節の鹿島アントラーズ戦から実施され、多数の申込者の中から選出された小学1年生から6年生までの男の子、女の子が「グラウンドキーパー」となって、ホーム・埼玉スタジアム2○○2の公式戦前、ピッチの補修に励んだ。
まず、子供たちは輪島正隆エグゼクティブグラウンドキーパーから、仕事内容の説明を受ける。芝の補修が大きな仕事だ。選手のパフォーマンスを守るために欠かすことができない。中には、手を挙げて「なぜ、冬でも埼スタの芝は枯れないのか?」という質問をする子もいた。
ボーイズマッチが終了し、いよいよピッチの中へ。砂と種が入ったバケツと、プレーによって削られた芝を回収する袋を持ち、いくつかのグループに分かれ、お仕事を始めた。多くの子供が、埼スタでの観戦経験があり、ふと顔を見上げると、そこには普段とは違う埼スタの光景が広がっていた。
「ゴールマウスは思っていた以上に大きい」「芝がフカフカしている」との感想。作業中には、今節の審判団がチェックに訪れていたが、西村雄一主審を見つけて「あっ、ブラジルワールドカップで見た」と反応する子もいた。また、現在鹿島アントラーズのコーチングスタッフである大岩剛コーチがウオーミングアップの準備をし始めると、公式戦間近の緊張した空気を感じとったのか、「すごい、すごい」と興奮が隠せない様子の子もいた。
お仕事体験終了後には集合写真を撮り、終了。夏休みの「お仕事体験キッズ」は8月にも実施され、2日(土)19時キックオフのヴィッセル神戸戦、16日(土)18時キックオフのサンフレッチェ広島戦、30日(土)18時キックオフの大宮アルディージャ戦前に予定されている。参加対象は、申し込み当該試合のチケットを持った小学1年生から6年生まで。お子さまのみの参加となり、申し込み多数の場合は抽選で、およそ50名が選出される。すでに神戸戦の申し込みは締め切られており、広島戦は8月4日(月)まで、大宮戦は8月18日(月)までとなる。ぜひ、オフィシャルホームページをご確認ください。
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