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練習レポート

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原口元気「僕が帰って来るのはレッズ」

きょう5月26日(月)のトレーニング終了後、ドイツ1部リーグのヘルタ・ベルリンへの完全移籍が決定した原口元気の会見が行われた。

《原口元気》
目標とする日本一の選手となるため、厳しい環境に身を置きたいと思った。W杯の選考もあるけど自分として、もっとうまくなりたい気持ちが強くなっていた。その気持ちを抑えきれなかった。チーム、クラブも「行ってこい」と前向きに話を進めてくれた。

(ヘルタ所属の細貝萌選手に相談は?)移籍後に連絡を取って、チームのことなどを聞いたり教えてもらったりした。また、一緒にプレーをすることができて楽しみだと言ってくれた。

(浦和を離れる寂しさは?)寂しいけど、うまくなりたいという気持ちの方が何倍も強いのが正直なところ。タイトルを取りたいと思っていたし、心残りはある。

(残りナビスコ2試合は?)最後まで、レッズのエンブレムを背負ってる以上は、全力でプレーしたい。ゴールを決めてサポーターを喜ばせたい。

(初の海外生活だが?)何とかなる気持ち。英語は準備してきた、自信はないけど(笑)。何のキャラか分からないけど、イジられるくらいで行けたらね。

(9番を背負い、このタイミングは?)ヘルタがとても良いチームで、僕に違約金、評価をしてくれたのがうれしい。レッズに移籍金を残すのが目標でもあった。タイトルは取れなかったけど、ここまで育ててもらったのはチームやクラブのおかげ。チームメイトや監督とプレーできたことは誇り。誇りを持っている。行くチームも4−2−3−1の布陣で、ウイングがあるのでストロングなとこを出せるし磨きをかけていきたい。最後にならないと分からないが、感謝の気持ちを持ってやりたいし、成長したプレーを見せたい。

(浦和での思い出は?)2011年の大宮戦。あのゴールとあの試合が一番、あの試合の前に3年契約をしたこともあるけどゴールを決められたし思い出深い。横断幕も出してもらって大事な思い出です。

(9番について?)背番号は誇りです。半年だけど誇りになってます。レッズじゃなければもっと早く移籍していたと思うし、やっと自信を持ってやっていける選手になれた。ここまで10年半、全てがレッズで始まって、全てをレッズから学んだ。僕が今しているプレーの全てを作ってくれた。

(サポーターに何と声をかけられた?)「頑張ってこい」の声が印象に残っている。自分の目標をかなえたい。心残りはタイトル。帰ってきたら成し遂げたいし、僕が帰って来るのはレッズ。一番の選手になって帰ってきたい。

(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督からは?)ヘルタはいいクラブだと。せっかくオファーをもらったのだから、やりたいようにしろと。ドイツでの秘訣(ひけつ)は、あとで教えてやると言われた(笑)。僕はミシャが来てプレーの幅が広がったし、自分自身一人前になれた。ここからはストロングポイントを伸ばしたい。世界でドリブルが通用する選手になりたい。ウイング、トップ下か分からないけど楽しみだし、ミシャのおかげでそういうプレーができるようになった。楽しみしかないです。

(語学の勉強は?)英語は家庭教師をつけて3年やって、それなりにできると思う、コミュニケーションも問題なく取れると思う。ドイツ語はこれから勉強していきたい。

(サポーターにメッセージを)今まで温かく見守ってくれて感謝しかない。僕がいなくなっても生え抜きが出てくる、そういった選手にも温かくも厳しく接してもらいたい。
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