8月4日(月)、東京都内で『2025/26 WEリーグキックオフカンファレンス』が開催された。9日(土)、10日(日)に開幕戦を迎える『2025/26 SOMPO WEリーグ』にむけて、全12クラブの代表選手が一堂に会した。
司会進行の1人として、元Jリーガーの田中隼磨さんが務めた。

三菱重工浦和レッズレディースからは、キャプテンの高橋はなが出席した。
開幕カードで登場し、ステージ上でそれぞれにポーズを決めた。開幕戦の対戦相手、サンフレッチェ広島レジーナの早間美空とは、指をL字型に開いてアゴにあて、笑顔。だが、すぐに照れが上回ったのか、表情を崩した。
他カードでは、開幕戦からいきなりの埼玉ダービーとなる、RB大宮アルディージャWOMENの仲田歩夢と、ちふれASエルフェン埼玉の浅野菜摘は、映画『翔んで埼玉』の埼玉ポーズで決めた。
キックオフカンファレンスでは、トークセッションが行われた。
司会進行の田中隼磨さんから、高橋はなが、7月に韓国で挑んだ『東アジア E-1サッカー選手権2025』でニルス・ニールセン監督から、なでしこジャパンのキャプテンに指名された振り返りを尋ねられると「WEリーガー中心のメンバーの中で、E-1選手権を戦えたというのは良い時間になりましたし、その中で代表チームでキャプテンマークを任せて頂くという、光栄な、ありがたい任務を頂いたので、いろいろな意味で、気が引き締まりましたし、これからの私のサッカー人生の中で大きな経験になりました」と話した。

その代表活動後すぐに臨んだアメリカツアーについては「チームとしても、個人としても、このタイミングでアメリカのサッカーに触れて、アメリカの強度やファンの方々の盛り上がりなど、そういう世界をしっかりと感じることが出来たので、それはチームにとって本当に良い時間になりました。(個人の意気込みは)チームが優勝を目指す中で、チームでもキャプテンを任せて頂いたので、浦和の責任と誇りと覚悟をしっかりと示していきたい」と力強いコメント。
最後に、開幕戦の意気込みについて、田中隼磨さんが「Jリーグでは結構、バチバチですよ」と促されると、先攻の高橋が「昨年、広島さんにはクラシエカップで負けていますし、リーグでも難しい戦いが続いたので、開幕戦から、私たち、エンジン全開で……ぶっ倒しに行きます」と言い放つと、会場から拍手が沸き起こった。一方、広島レジーナの早間も、高橋の言葉を受けて、「浦和さんは個々の能力が高いので、レジーナはチーム全体で、勢いに負けないように、こっちもぶっ倒します!」と言って、沸かせた。