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REDSニュース|浦和レッズユース、平川忠亮ユース監督に「成長した」と断言させた高校3年生〜フ?リンスリーク?最終戦、横浜F・マリノスユース戦を振り返る|レッズプレス!!

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浦和レッズユース、平川忠亮ユース監督に「成長した」と断言させた高校3年生〜フ?リンスリーク?最終戦、横浜F・マリノスユース戦を振り返る

(有賀久子)


浦和レッズユース、闘争心あふれる高校2年生〜フ?リンスリーク?最終戦、横浜F・マリノスユース戦を振り返る


背番号28を背負い、キャプテンマークを巻いてDFラインを牽引する阿部慎太朗。横浜F・マリノスユース戦では、ここぞのタイミングで大きな声を出し、全体を落ち着かせていた。

《阿部慎太朗》
まず、プレーオフの出場権を得られたと知った時は、今シーズン、全員で目標にしてきたことなので、良かったな、ホッとしたなという気持ちになりました。試合中、ベンチがそこまで焦っている感じではなかったので、1対1ではあるけれど、何となく、大丈夫なのかなという気持ちではいましたが、ただ、自分たちがそこで失点してしまうのはいけないので、よっちゃん(田中義峯・高校1年生)とか、小森春輝(GK・高校3年生)とかを中心に、失点しないぞというのは、全員でまた認識し、プレーできたのは良かったのかなと思います。

(声を出すことは)100%のプレーを出すには、リラックスした状態でプレーしないと雑になってしまったり、変に力が入ってしまうこともあるので、多少リスクはありますけど、無理に点をとりに行って失点しまうよりも、堅実に行こうかなと思ったので、そういう声掛けは意識して増やすことが出来ました。内容で試合を振り返ると、ずっとハーフコートゲームぐらいで、自分たちが攻めているのに対して、後半に関して言えば、1点もとれずに終わってしまったのは課題かなと思っていて。あとはちょっと、前に前に行きすぎて、雑になってしまったプレーもあったので、(プレーオフまで)時間はないですけれど、そこをやっていかないといけないかなと思います。(試合後に笑顔がなかったけれど)去年の(プレーオフでの)悔しさを、特にこの3年生は覚えているので、このままじゃいけないな、とある意味、全体的に気持ちを引き締めるという感じでいたのかな、と思います。

来シーズン、プロサッカー選手のキャリアをスタートさせる。後輩たちに最高の置き土産を。1点ビハインドの中、何度もGKやDFにプレッシャーをかけて、ワンチャンスをモノにした。今シーズン、浦和レッズユースは、何度も照内利和のゴールに救われてきた。

《照内利和》
(田中)一信、がロングスローを投げられるのはみんな分かっているので、そこでうまく(白井)桜介が抜けて、身体の向き的に、状況的にも、内側に入っていけば、出してくれるなと思っていました。そして、そこにうまくボールが来て。最初、ワンタッチで打とうと思ったんですけど、相手もいたので、逆を取って、冷静に流しこめたかなと出来たかなと思います。

(東京ヴェルディユース戦は)桐蔭学園高校(神奈川県)戦で退場して、みんなにも迷惑をかけてしまって、それで自分が出られない中で、みんなが気持ちを見せて戦ってくれて(最終節に)繋げてくれたので、今度は自分がやる番だという思いで入りました。チャンスは他にもあったので、勝って、2位で行きたかったという気持ちもありますけど、最低限(の仕事)は出来たので良かったです。

守備の時は、自分が前にいて、みんなが見ているので、背中から引っ張っていくという思いはあります。それにみんながつられて、ハードワークができたので良かったかなと思います。

(試合後の笑顔がなかったのは)今は、広島に行くことが確定しただけなので、本当の勝負はここからというか、目標にしているのはプレミアに復帰すること。それが全員の共通認識で、これからが本当に大切だ、本当の勝負だ、という気持ちがそうなったと思います。

(プレーオフ、去年の敗戦から成長したことは)個人としては、決定機を外しましたし、チームを勝利に導けなかったというので、今年は導けるように、得点もとってきたし、広島の借りは広島でしか返せないので、そこで絶対に勝つという気持ちが強いです。

(セットプレーは)シオさん(塩田仁史GKコーチ)がいろいろなデザインを提示してくれているので、自分たちは、それをうまく表現できていたのかなと思います。回数もあったので、決めきれればベストでしたけれど、広島ではセットプレーを生かして勝ちたいです。シオさんは守備もやるし、攻撃も考えてくれています。

去年、悔しい思いをして、あの思いを忘れたことはないし、チーム全員がプレミアに復帰するという思いを常に持ち続けてやってきたので、必ず復帰したいと思います。






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