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REDSニュース|「ひびき」の仲間とグッズ製作!牲川歩見&二田理央がピアショップ応援に|レッズプレス!!

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「ひびき」の仲間とグッズ製作!牲川歩見&二田理央がピアショップ応援に

(有賀久子)



「ひびき」の仲間とグッズ製作!牲川歩見&二田理央がピアショップ応援に

9月5日(木)午後、浦和レッズの牲川歩見、二田理央の2選手は、JR宮原駅にほど近い場所にある『特定非営利活動法人みやはら福祉会 多機能型事業所「ひびき」』を訪ねた。ここで約1時間、2人は「ひびき」の仲間の皆さんと協力しながら、3つの商品[くるくるスティック/選手チャーム/ウッドマグネット]の製作を仕上げ、交流を図った。



牲川は、手先を使う細かい作業が得意ではないというが、1つ1つの作業を丁寧に確認しながら進めた。その点、二田は手先の器用さを見せた。「ひびき」の方々とコンビを組み、笑顔でスムーズに完成させていった。



今回は、障がい者施設を利用する方々や職員が、手作りのクッキーやパン、手芸品などを販売する『ピアショップ(自主製品販売所)』という取り組みの応援企画で、「ひびき」への訪問が実現した。「ひびき」にも常設店舗『SHOP日々喜』があり、平日の日中、手作りパンやお菓子、アクセサリーや小物を販売している。



今回は、浦和レッズとのコラボ企画ということで、牲川、二田がお手伝いした商品をはじめ、いくつかの品が、21日(土)にホーム埼スタで開催されるJ1第31節・FC東京戦のホームタウンブースで販売予定だそうだ。





「ひびき」では、選手の来訪が決まってから、少しずつ所内の装飾をサッカーモードに変え、仲間の皆さんと、当日を楽しみに待っていたという。くるくるスティックの保管箱にもハートの12を施す徹底ぶり。事業所に入ってすぐのカウンターも、レッズ色。



そんな歓迎ムードの中、練習を終えた2人が登場。すると、まず、195センチの牲川の迫力に「背が大きい!」と驚きの声があがった。選手のプロフィール写真で顔は見ていても、これが直接交流の良さだ。「浦和レッズを応援しています!」という声もあって、オープニングから大盛り上がり。
それでも、まだまだ両者に緊張感があったが、自己紹介しながら、ガッチリと握手をかわしたり、ハイタッチで緊張がほぐれたところで、メイン企画の製作に移った。製作中にも「(作業が)速い!」「上手い!」といった反応や「頑張れ!」の声が積極的にかかり、牲川も二田も嬉しそうだった。「エネルギーをもらった(牲川)」「たくさんのパワーをもらった(二田)」と振り返った。



エンディングでプレゼント交換、記念撮影をした頃にはもう、みんなが穏やかな表情を見せていた。やはり、直接、顔を合わせることで、距離はグッと近くなる。選手2人にとっても、「ひびき」の仲間たちにとっても、互いを「知る」というのは大事なことだ。

浦和レッズでは、ホームタウン活動の一環として、『このゆびとまれっず!』の名のもとに、地域の課題解決を目指し、クラブがキッカケとなって、まず、課題を知ってもらうこと、そして支援者、賛同者と共に取り組みの継続、拡大を狙うアクションプログラムを実施している。新型コロナウイルスの影響で深刻化した課題(経済困窮家庭などの支援など)に取り組む、休眠預金を活用した「スポーツクラブによるコロナ緊急支援事業」としてキックオフした。今年で4年目を迎えた、クラブの社会貢献活動だ。







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