REDSニュース｜大畑歩夢、フランスへ出発！｜レッズプレス!!

大畑歩夢、フランスへ出発！

（有賀久子）

大畑歩夢、フランスへ出発！

きょう7月15日(月)、U-23日本代表メンバーの国内組、最後の出発グループに大畑歩夢が入った。前夜の京都サンガF.C.戦はスコアレスドローに終わり、京都を早朝出発というスケジュールを経て、羽田空港に到着。大畑は「寝ていない」と話す。準備をしながら、午前4時キックオフの、スペインの優勝で幕を閉じたユーロ決勝も観たという。

きのうは、試合前にホーム京都の計らいで、京都の川?颯太と共に、大畑にも壮行セレモニーの場が設けられ、花束が贈られた。また、京都のゴール裏に掲げられた横断幕にも、“大畑くんも頑張って”の文字が。大畑は京都戦後も、オリンピックにむけた思いを口にしたが、きょうは、アシックス製のTEAM JAPANオフィシャルスポーツウェアに身を包み、空港で取材に応じた。そして、レッズプレス!!のカメラに「行ってきます」代わりのガッツポーズ。

このオリンピックで「メダルを獲って帰りたい」と勝利にむけた強い気持ちを口にしながら、大会を通じて、その先のステージも視野に入れている。「ここで活躍して海外に行きたいし、（このタイミングで）行けなくても、Jリーグでもっとやって、力をつけて海外へ」と意気込む。

今回、大会登録メンバーの中で左サイドバックを本職とするのは、大畑ただ1人。世界に大畑歩夢の存在感を示すためにも、結果あるのみ。タフな日程を前に、気合いで臨む勢いだが、「準備期間があるので、そこで最高のコンディションとするために、練習からしっかりと動きたいですね。チーム全員、初戦が大事だと思っているので、そこにむけて話し合っていけたら良いかなと思います。（オーバーエイジはいないが）メリットと言えば、これまで積み上げてきたものをそのまま出せることだと思いますし、連係は出せるのかなと思います。全員が連動して、1人1人、勝ちたい気持ちというか、それをアジアカップで全員が出せたと思いますし、（このチームで）そんな数多く練習しているわけではないじゃないですけど、コンビネーションが生まれて、ゴールもとっていると思いますし、連係の部分を見ていただけたらいいかなと思います」と自信をのぞかせた。

浦和レッズにとっては、ここで大畑を欠くのは痛手だが、年間プランに入れていたこと。マティアス監督は、きのうの試合後、会見の席で「日本を代表して闘う彼を見るのを楽しみにしています」と触れた。また以前、大畑の成長については「ボールを持った時、ビルドアップのところもしっかりできているし、ラストサードに入ってからも、インパクトを残している。国際レベルのサイドバックにあるものは、全て兼ね備えている」と語っていた。チームとしても、自信を持って送り出した。

グループDの日本はまず、パラグアイ、マリ、イスラエルとグループステージを戦う。