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REDSニュース|楽しい時間に。OBによるさいたまダービー|レッズプレス!!

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楽しい時間に。OBによるさいたまダービー


10月15日(日)、さいたま市浦和駒場スタジアムのメインピッチでは、浦和レッズ主催の「さいたまサッカーフェスタ2017」(共催:さいたま市、さいたま市サッカーのまちづくり推進協議会/協力:大宮アルディージャ)が開催された。あいにくの降雨も、1500名近いファン・サポーターが、Jリーグ元年所属の外国籍選手マルセーロ・トリビソンノさんや2015年限りで現役引退した鈴木啓太さんなど、懐かしい顔ぶれによるOBマッチを楽しんだ。



今年は浦和レッズ設立25周年。記念の年であり、同じさいたま市をホームタウンとする大宮アルディージャのOBが集まり、OBによるさいたまダービーが実現した。また、トップチームのコーチで、浦和レッズ選手OB会の会長を務める土田尚史さんや池田伸康さんも練習終了後に参戦。現役時代のように、土田さんは大声を出して周りにプレッシャーをかけ、また、OBチームの監督としては、30分ハーフの試合で大宮から勝利するため、選手たちへ「耐える」「凌ぐ」「守る」をテーマに掲げ、ピッチに送り出した。


そのテーマ通り、トリビソンノさんや1992年所属メンバーなどが名を連ねた前半の先発メンバーは、比較的若い選手が集まる大宮アルディージャOBチームに対して防戦一方になるも耐え、役目を終えた。水内猛さんやロボこと池田学さんなど次々に交代でピッチに入ると、徐々に相手陣内でのプレーが増え、右からのクロスボールに頭で合わせた水内さんが先制点をあげた。


水内さんと言えば、パフォーマンス。池田伸康さんを呼び寄せ、自身がMCを務めるテレ玉放送の「GGR」カメラ前で、お笑いコンビ「キャイ〜ン」のパフォーマンスを見せた。この模様はオンエアをお楽しみに。水内さんはアシストも決め、出場がない後半には放送席へ上がり、解説も行うMVP級の活躍だった。得点は、前半のうちに佐藤慶明さんが、後半には鈴木啓太さんが岡野雅行さんのパスをDFの裏に抜け出して受けてシュートを決め、3−1で浦和レッズOBが勝利。


この日は「さいたまサッカーフェスタ2017」として、OBマッチの前の12時30分からは「少年少女サッカー教室〜浦和レッズOBによるサッカー教室」が、13時50分からはアカデミーマッチとして、浦和レッズジュニアユース(U−13)対大宮アルディージャジュニアユース(U−13)が行われた。トリビソンノさんは「家に帰ったかのような気持ち。変わらない。変わったのは、僕たちだね」と言って笑った。


来年は、大宮が設立20周年の節目の年を迎える。大宮のホームでの再戦をともに誓った。

(有賀久子)



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