back
REDSニュース|Jリーグワールドチャレンジ・ドルトムント戦は、勝負にこだわる一戦に|レッズプレス!!
top
Jリーグワールドチャレンジ・ドルトムント戦は、勝負にこだわる一戦に
6月15日(木)、JリーグはJFAハウス サッカーミュージアム1階「ヴァーチャルスタジアム」(東京都)で、7月15日、22日(いずれも土曜日)に国内で開催する「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」のトークイベントを開催した。
Jリーグクラブが国際試合を経験する機会を作り出すこと、さらに魅力あるサッカーを届けることなどを狙いとした中で新設された今大会に、浦和レッズは昨季のJリーグYBCルヴァンカップ優勝クラブとして参加。7月15日(土)、ドイツ1部のボルシア・ドルトムントと埼玉スタジアム2◯◯2で対戦する。
まず、Jリーグの村井満チェアマン、特別協賛の明治安田生命保険相互会社の取締役 代表執行役社長の根岸秋男氏が登壇。会見の席で、大会への期待を言葉にした。その後に行われたトークイベントには、クラブOBとして、ドルトムント戦の2日後、「海の日」に自身の引退試合を控える鈴木啓太さんが登場。今大会には浦和レッズのほか、2016明治安田生命J1リーグ優勝クラブとして鹿島アントラーズが参加し、スペインのセビージャFCと対戦するため、鹿島OBとして、鈴木啓太引退試合の参加選手の一人である岩政大樹(東京ユナイテッドFC)もステージに立ち、DFの視点で両クラブの印象を語った。また、Jリーグ副理事長で、浦和レッズで監督経験のある原博実さんもマイクを持ち、選手たちの活躍に期待した。
浦和レッズは過去にクラブワールドカップはもちろんのこと、ボーダフォンカップ参加やさいたまシティカップで数々の強豪クラブと対戦した経験を持つ。その試合から得たものは数々あるが、鈴木啓太さんは「ただの親善試合やトレーニングマッチではなく、勝負にこだわる中での試合は、自分の持っている物差しを広げてくれるはずだ」と話した。
鈴木啓太さんはドルトムントのパススピードにポイントを置き、「(ドルトムントは)ショートカウンターが得意なチーム。縦へのパススピードがすごい。それを浦和がどう感じるか」と話した。そして、ポドルスキとシュバインシュタイガーのプレーを挙げ、「自分もバイエルンと試合をした時(さいたまシティカップ2006)、強く感じたことがある。シュートのようなパスをバイタルエリアに入れてきて、それをピタッと止められる。だから、アタックに行けない。その時点で遅れているから、無理に行けばファウルになる。一瞬でもスキを見せたら、そんなパスがくる。頭が疲れるでしょうね」と話した。
このトークイベントには、ビデオメッセージとして、浦和を代表して駒井善成がコメントを寄せたのだが、鈴木啓太さんは、ドルトムント戦のスコア予想として「4−3」と示しながら、「攻撃で、右に期待。駒井選手のドリブルは、ブンデスリーガにもないと思うので、イケるのではないか。ペナルティエリアの角くらいから駒井が切り裂いていくシーンが見たい」と期待を寄せた。
(有賀久子)
[記事リンク]2017年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
[記事リンク]2016年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ