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REDSニュース|山田暢久「僕もチームのためにプレーしたい」。今後については未定|レッズプレス!!

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山田暢久「僕もチームのためにプレーしたい」。今後については未定

記者会見は全体練習後、予定より15分遅れの12時15分から、クラブハウスで行われた。そこには、いつもの、ひょうひょうとした山田暢久の姿があった。


山田暢によると、戦力外については1週間ほど前に代理人の方からの話があり、「いずれは来ると思っていた。チームの意向ということもあり、自分で受け止めようと思った」と、ある程度の覚悟をしていたことを明かした。サッカーどころ、静岡の名門・藤枝東を卒業して20年。人生の半分以上を浦和で過ごした。それだけに「浦和はかけがえのない場所」と愛着は強い。

気になるのは、今後のこと。新天地を目指すのか。それとも、このまま引退をするのか。山田暢は「嫌いで離れるわけじゃない。何かしらの力になりたい」としたものの、「今は考えていないし、考えられない」と今後については未定としている。

浦和の選手としての山田暢久は、残り3試合。優勝争いをする中、山田暢の退団はクラブ、チーム、サポーターにとって、新たなモチベーションとなる。しかし、山田暢は「(残り試合)できるだけ貢献したい。僕のためじゃなく、僕もチームのためにプレーしたい。最後までやっていきたい」と、ヤマらしいコメント。サポーターに対しては、「感謝している」と話すとともに、「最終戦の時、あいさつすると思うので、その時に話したい」とした。

会見は約6分間という短いものだったが、鉄人・山田暢久が凝縮した会見だった。なお、山道守彦強化本部長は、この会見に同席せず、退団の経緯など、具体的な説明は、クラブから行われなかった。



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