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REDSニュース|ランコ 今夏での浦和退団を明言|レッズプレス!!

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ランコ 今夏での浦和退団を明言

「旅立つときが来ると思う」



慶應大とのトレーニングマッチ後、ランコ・デスポトビッチが契約の切れる今夏で浦和レッズを退団することを自ら明らかにした。

「きのうの鹿島戦の継続ということで、きょうは良い試合を見せることができた。練習試合ではあるがきょうの勝ちはチームの自信になる」。ランコは2ゴール挙げた喜びよりもチームの勝利を喜んだ。そのランコが「もうすぐ旅立つときが来ると思う」と突然の別れを告げた。

2011年7月。スペインリーグ ジローナから浦和に加入したランコ。この年、浦和は残留争いをするなか、リーグ14試合に出場。さらにナビスコカップではファイナル進出への原動力となる4ゴールをマーク。カップ戦得点王に輝いた。
翌2012年リーグ第2節。前年リーグ覇者・柏レイソルに対して決勝点(1対0)を上げ、存在感を示した。しかし、その後、出場機会を失い、今シーズン、公式戦での出場はゼロ。帯同も許されていない厳しい状況が続いている。
だがランコは悔しさを表に出さず、懸命に練習に打ち込む姿は大原サッカー場で見学するファン・サポーターの心を打った。

そのランコが大原を去ることをみずから語った。
「もうすぐ旅立つときが来ると思う。だが、チームのためにいま自分に何ができるかを考えたい。契約が終わる最後の最後までレッズの一員として戦いたい」と浦和のために、浦和のサポーターのために最後まで戦うことを誓った。
また退団後、Jリーグの他チームへの移籍について「中断期間までゲームが残っている。試合に集中したい」と契約が終了してから、今後を決める模様だ。




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