8月30日(火)16時30分過ぎから、さいたま市桜区にあるレッズランドのクラブハウスで、浦和レッズレディース初の外国籍選手、FWエミリー ギルニックの加入会見が行われた。ブリスベンロアー(オーストラリア)からの移籍となる、背番号33のユニフォームに袖を通したエミリー ギルニックは、吉田靖監督ともに笑顔で会見に臨んだ。
第一声は、覚えたての日本語で「ワタシハ エミリーデス」とあいさつ。「迎え入れてくれて本当にありがとう。この機会に感謝している。浦和レッズレディースに入ることができ、とても興奮している。絶対にポジティブな力になれるように頑張りたい。選手とも早くうまくやっていきたい。私は日本が大好き。自炊をし、日本食を食べ、そこから日本人になり切ろうと思っている。もう一度言うが、この機会に感謝」と話した。
リーグ戦の後期が間近に迫る指揮官・吉田監督は「前期のリーグ戦が非常に厳しい成績で、これから1部残留を目指していくためには、今の戦力からさらに充実させなくてはいけない。練習を通して、選手を強化していくことも1つだが、より確実にするためには新たな戦力をとクラブにお願いしたところ、クラブがエミリー選手を獲得してくれたという経緯。われわれの力になってもらいたいと思っている」と話した。
あいさつにあった通り、日本での生活にとても意欲的なエミリー ギルニック。会見の席で「移籍にあたり、クラブに要求したことはあるか?」との問いに、「日本人が親切だと聞いていたし、ホスピタリティーも素晴らしいということで、特に要求はなかった。ブリスベンに会社を1つ持っているので、正直なところ、(移籍による)出費は避けたかったが、住まいも用意してくれたし、買い物にも困らず、自炊もできる。とても満足している。ただ、私を満足させるのは実はとても簡単で、皆さんは話に聞いていた通りに親切なので、とてもハッピーだ」と答えてくれた。
さらに、今回の移籍にあたり、地元にいる日本人の友人・サチコさんの後押しがあったと触れた。「彼女は『エミリーは身長もあるし、性格的にも日本を絶対に気にいるから行った方が良い』と言ってくれていた。さらに私は、死ぬまでに3つの国でどうしてもサッカーがやりたいと思っていた。日本、ドイツ、アメリカだ。今回の移籍で、まず日本に線を引けたのでうれしいし、今回の経験を必ずポジティブに生かしたいと思っている」と話した。
浦和は、リーグ戦最下位。残留争いの渦中にある。FWエミリー ギルニックはこの状況を打開するための大切な要素として「ユナイテッド(連合、団結)」と挙げた。「ポジティブに集中し、全てのチャンスをうまく使うこと。決して、スタッフやほかのメンバーに怒りなどの矛先を向けないこと。ポジティブに自信を持つことが一番大事」と話した。
リーグ戦の再開試合は9月11日(日)。吉田監督は起用時期に関して、「練習を一緒にやってもらってから、いろいろなことを考える。ただ、非常に期待している」と語った。（有賀久子）
エミリー ギルニック選手サイン入り色紙を抽選で1名さまにプレゼントいたします。（レッズプレス！有料会員のみ）注意事項をご確認の上、アンケートにお答えください。応募締切は9月14日(水)23時59分とさせていただきます。
【注意事項】
・厳正なる抽選の結果、当選者の方にメールにてご連絡させていただきます。
・当選者の方へは「reds-mail@you-2.jp 」よりご当選メールを送らせていただきますので、メールの受信設定をご確認ください。メールアドレス指定受信、ドメイン指定受信設定等でメールが届かなかった場合は、無効とさせていただきますのでご注意ください。
・いただいた個人情報は、本プレゼント企画にのみ使用させていただきます。厳重に管理の上、企画完了後に破棄させていただきます。・・・・・・
★ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。