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「こぼれ話」は、選手やスタッフのエピソードを紹介するコーナーです
今回のこぼれ話では、期限付き移籍の武者修行から帰ってきた伊藤涼太郎に触れたい。
トレーニングの中では、局面を変えるドリブルや、スピードに乗った状態からカットインしてゴールを狙う姿勢を見せ、攻撃の選択肢を広げる武器に成り得ることを示している。
ただ、興梠慎三やレオナルド、武藤雄樹、杉本健勇、ファブリシオなど、チームには経験と実力を兼ね揃えた選手を有していることもあり、ポジション競争は熾烈だ。
その中で武藤は若武者の成長を次のように口にする。
「技術はチームに加入してきた時から高い。献身的な守備のところは“チームのために”というプレーが増えている。昔は好きなことだけやっていた印象もあるが積極的なプレーも出来ているし、もっと怖い選手になっていくと思う」
このようにベテランも太鼓判を押している。伊藤の活躍は競争力とチーム力の向上につながるだろう。
チーム活動が再開された時、背番号13が、どんなプレーを表現し、アピールしていくのか。
(石田達也)
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